平成11年11月11日生まれ(11歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2005年5月10日

学校どうする

いつのまにか大きくなってしまったいおぴー。来年は学校にあがる年齢だと思うと、ただ驚くしかない。

夜いおぴーが眠ってからshokoと話していて、学校の話題になる。そろそろ真剣に考えなければならないが、さてどうしたものか。公立の学校はほとんど考えに入っていないが、といって他にこれといった当てがあるわけでもない。シュタイナー系も視野に入れつつ、しかしこれらはほとんどが地方なので引越し・転職も含めて考える必要があり、簡単にはいかない。それにそもそも、いおぴーにシュタイナー教育が向いているのかどうかという問題もあるし、じゃあどんなのが向いているんだと問われれば、また考え込んでしまう。shokoは、「いおぴーにははらっぱ園が一番いい、もう一年はらっぱ園に行ってもらいたい」という意見。それにはとうちゃんもまったく同感だ。

黒人種、白人種、黄色人種は各地域で多元的に出現したのではなく、黒人種→白人種→黄色人種と進化したという説がある。脳の大きさや体が完成するのにかかる期間を比較した結果が根拠らしい。信憑性のほどは定かではないし、別に黄色人種が白人や黒人より優れているというつもりもないが、この説に関してひとつ頭に残って離れないのが、生物学的に白人はおよそ20年で成熟するが、黄色人種は成熟に約25年かかるという部分。

シュタイナーの7年周期説によれば、~7歳、~14歳、~21歳の三段階で身体は発達する。これは白人に限れば前述の説とほぼ合致する。が、もし黄色人種25年成熟説が正しいとしたら、シュタイナーの理論は白人限定であり、これをそのまま日本に輸入して適用するのは間違いということになる。日本人に当てはめるならば、8年周期に修正するとわりとうまく合致する。つまり日本人なら「8歳までは夢の中」であるべきということになる。

日本は教育制度をつくるにあたり西洋をお手本にしているわけだが、西洋人と日本人の生物学的な相違という観点が根本的に欠落していた事が、現在の日本の教育の崩壊につながったと言ったら穿ち過ぎだろうか。試みに、日本人8年周期説に則って教育システムを見直してみる。

  • 8歳まで幼児教育
  • 9歳~16歳を基礎的学校教育(小・中学の内容)
  • 17歳~20歳は大人になるための準備期間(将来を模索し、進学したければ受験勉強)
  • 大学は21歳で入学
  • 24歳から成人とみなす

どうだ。よくない?

これなら、いおぴーも8歳まではらっぱ園にいられるということで。

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コメント(5)

8年周期説、なかなか納得いきますね。
私自身は、白人と黄色人種の違いとは認識していませんでしたが、
上の子が学校にあがるとき、
当時お世話になっていたシュタイナーの治療教育の先生に
「そうでなくても、日本はヨーロッパに比べて、
ほぼ1年早く学校に上がるシステムになっているのだから、
入学を1,2年遅くしたって、全然問題ない」
と言われて、保育園の年長さんにもう1年在籍させてもらいました。
私たちが住んでいる府中市では、
就学猶予はこれまで例外的な数例があるだけだったので
教育委員会を説得させるのが一苦労でしたけど。
最後には、保育園の園長が
許可しないなら都の教育庁に上告する、と
半分脅しをかけて、勝ち取った道でした。(笑)

で、結局学校にはその後も行かず、ホームスクールしてますが
あの1年間はこどもにとって、いろいろな意味でよかったと
今、振り返って断言できます。
いおぴーも、ぜひぜひもう1年はらっぱ園へ!

そうだったんですか。
就学猶予は不勉強なので、勉強してみます。教えていただいてありがとうございます。

8年周期説はともかくとして、就学年齢が固定というのはどう考えても理にかなってませんよね。もっと柔軟であるべきだと思います。
韓国では±1年就学時期を選べるそうです。理にかなったシステムだと思いますが、就学した時に学力で有利になるように1年遅らせてその間に詰め込み教育する親が多いらしいです。制度だけ変えても実情が伴わなければ意味ないですね。他人事ながら韓国の若者の将来が心配になります。

いおぴーがもう一年はらっぱ園に行けたらうれしいけど、お局状態になって皆が迷惑するだろうことは想像に難くありません(苦笑)


そういう観点(8年周期)、面白いですね。
夫は白人ですが、夫の弟たちを見ていても確かに日本人よりも成熟が早いです。
自分を振り返ると、25年で成熟と言われれば・・・とても納得いきます。

息子がまだ1歳半ですが、このまま日本に住み続けるとするとわたしも公立小学校以外で考えたいです。
夫はフランスで1年早めに小学校に入学したそうですし、中学は自分に合わなかったので転校しています。学校の受け入れ態勢はフランスは個を見て柔軟な気がします。

公立の小学校に対していろいろな考え方 感じ方があり
必ずしも全員が進学しなくてもよいのではないか
というみかたは一般の人たちには受け入れにくい
かもしれませんが 本当は自然な成り行きという気が
しますね。
ただ今回の投稿を読んでいる限りでは
公立を一緒くたにしているのでは、という印象を
うけますね。
公立も、そこにいる先生たちも、様々です。
私自身、いろいろな学校があること実感しています。
ぜひ、地域の小学校を見学することを
お勧めします。

> Kirさん
そういえば高校の時、学校に招待されていた米国人をずっと先生だと思っていたら同い年の高校生だったということがありました。
理論の正否はともかく成熟の早さの違いは体験的に感じてる人も多いと思います。

日本のシステムは教育の対象である子供に目を向けず、システム自体の体裁を維持することに汲々としているように感じます。
海外のことは詳しく知りませんが、話に聞く限りではおしなべて柔軟に感じます。フランスもそうなんですね。

> 久美ちゃん
公立を考えてないのは、あくまでも親の好みの問題です。
個々の学校や先生をすべてダメと言っているわけではありません。

どんな組織や集団にも様々な大人はいるでしょうけれど、イオの大切な時期を、良い環境で良い大人たちに囲まれて過ごせる確率が少しでも高いところを探したいというのが今の気持ちです。

多分うちは「良い環境」や「良い大人」の定義(好み)がちょっとずれてるのかもしれません。

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