平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2004年10月アーカイブ

2004年10月 1日(金)

温泉

shokoはバッチフラワーの勉強会。いおぴーととうちゃんは、午前中ひたすら折り紙で手裏剣を作り続ける。

午後は車の定期点検のため、ディーラーへ。待っている間、この後どうしようかといおぴーに訊いたら、「家へ帰らないでこのまま温泉行く」と言う。いつもなら呆れるところだが、とうちゃんもつられて温泉行きたい気分になってきた。近くのコンビニで情報収集。ちょうど東京ウォーカーが”温泉テーマパークで一日遊ぼう!”という特集だったので買ってきて検討する。車で気軽に行けそうなところで二子玉にある瀬田温泉山河の湯へ行ってみることにした。点検も終わり、ピカピカになった車で環八を南下。4時過ぎに着いた。

料金はとうちゃん2300円、いおぴー1200円。駐車場が30分250円なので、4時間で2000円と、ちと高い。受付を済ませ、早速浴場へ。なかなかいい温泉だ。とうちゃんは寝湯が気に入った。いおぴーはその傍にある水風呂に何度も入って喜んでいる。ジャグジーも露天風呂も良かった。水着で入る混浴露天風呂があり、広くて面白そうだったが、水着が無くて入れず残念。

お風呂を出て、ぶらぶら館内を見て回った後、またお風呂へ。出て、お腹が減ったのでご飯を食べて(天ざるとまぜご飯)、またお風呂。

なかなか帰りたがらないいおぴーを説得し、7時半ごろようやく腰を上げる。帰りの車では当然のように、いおぴー気持ちよさげに眠りについた。とうちゃんもすごーく眠い。

2004年10月 1日(金)

ランタンウォーク

はらっぱ園で、日が落ちてから手作りのランタンを持って行進するランタンウォーク。今日だって知ってたらとうちゃんも参加したかったな。来年はぜひ。

昨年のランタンも結局捨てられず、これで二つになった。

2004年10月 3日(日)

今日も温泉

今日はひさしぶりにshokoに予定が入っていない休日なので、雨の中三人で買い物に出かけた。西友、Jマートで買い物して、ネイチャークラフトガーデンで昼食。その後、shokoが本屋へ行きたいというので浜田山のTSUTAYAへ向かった。途中、環八沿いの高井戸天然温泉「美しの湯」の前を通りがかった時、とうちゃんが「行きたい?」と訊くと、shokoもいおぴーも「行きたい!」というので、急遽寄っていくことにした。

料金は大人1200円、子供1000円。駐車場は温泉利用者は無料。昨日よりは安上がりだ。今日はかあちゃんがいるので、いおぴーは女湯。とうちゃんはひとりでのんびりできる。雨の露天風呂は以外に心地よく、お湯の上に跳ねる雨粒が、見ていて飽きなかった。

とうちゃんは風呂から上がると、休憩室で昼寝。いおぴーたちが出てきたのは30分以上経ってからだった。いおぴーがなかなか出たがらなかったらしい。

お風呂はそれなりに良かったけど、昨日の瀬田温泉と比べると、ちょっと情緒に欠けるかな。瀬田温泉は甚平のような館内着でずっと過ごせるのでリラックスできるが、ここは風呂から上がるとすぐ私服に着替えなければいけないので、長時間くつろぐというわけにいかない。あくまでもスポーツ施設とセットという感じ。

その後、本屋に寄って帰ったのだが、いおぴーは中途半端に疲れたのか、車の中でギャーギャー泣き通し。ネイチャークラフトガーデンでも温泉でも甘いものを食べたから、そのせいかも。

2004年10月 4日(月)

会社休んだ

雨音にイライラして夜ちっとも眠れず、朝起きたらすっかり具合が悪くなっていて、会社を休んだ。いおぴーも月曜日ははらっぱ園休みだし、shokoも今日は予定が入っていない。結局今日は三人とも一日中家から一歩も出ないで過ごした。

こんな雨でも生協が食材をどっさり届けてくれるので、買い物に出なくてもちゃんとご飯が作れてありがたいとshokoが言っている。最近はshokoがちゃんと食事を作ってくれるのでありがたいと思っていたのだが、とうちゃんも生協に感謝することにしよう。

2004年10月 5日(火)

お絵描き

【いおぴー画】とうちゃんといおぴー

今日も雨。いおぴーははらっぱ園から帰った後、ずっと部屋でお絵描き。とうちゃんにも絵を描いてくれた。とうちゃんがなかなか爽やかに描かれていて嬉しい。紙が大きくてスキャナに収まらず左右と上が切れているが、本当は上に青空が広がっている。

上手だと褒めたら、得意になって「絵描き屋さんでーす。絵はいかがですかー」とお店を始めた。1枚150円だそうだ。しっかり釣銭やレシート(全部紙製で自作)まで用意している。そのうえ、「ポイントカードはお持ちですか?おつくりいたしますか?」だって。ポイントサービスまであるらしい(笑)何枚か描いてもらうと1枚ただになるのかな。

2004年10月 6日(水)

地震

帰ったらすでにいおぴーもshokoも寝ていた。とうちゃんはPCに向かって夜更かししていたら、突然部屋が揺れだした。地震だ。身の危険を感じるほどではないが、かなり大きい感じ。この後さらにデカいのが来ないとも限らないので、念のためshokoといおぴーが寝ている部屋へ。「地震だよ」と声をかけるも、二人ともまったく起きる気配もない。幸いまもなく揺れは収まった。

ちょうど昨日、近々はらっぱ園で地震を想定した引き取り訓練があるという話をしていた矢先だったので、どきどきしたが、何事もなくすんでよかった。しかし、ほんとに大地震だった場合、あんなに爆睡していてちゃんと起きてくれるか心配になった。

それにしても、どのみち来るなら三人揃っているときにしてもらいたい。離れ離れで安否を案ずることを想像すると、ただ事でなく恐ろしい。そうだ、レスキューも肌身離さず持っていないと。

2004年10月 7日(木)

トロル

10月にはいってからというもの、毎日のように「もうすぐハロウィンだね」と言っているいおぴー。昨年ハロウィンの仮装大会に参加したのがよほど楽しかったのか(おそらくお菓子目当てだろうが)、今年も参加する気満々。今回は自分で「トロルになる」と決めて、shokoに衣裳だのかつらだのをあれこれ発注している。shokoはトロルなどやらせたくないらしく、「お姫様になってもいいんだよ」などと説得を試みるが、いおぴーは意に介さず、「イオがいっちばんこわくなってみんなをおどかすんだ」と妙に力が入っている。まあ、とうちゃんはやりたいようにさせてあげたいと思っているので、協力は惜しまないつもりだ。shokoにも衣裳で協力して欲しい。

ところが、説明を聞いてもいまいちいおぴーのイメージするトロルがぴんと来ない。いおぴーの中では、とりあえず顔を真っ黒に塗ることは決まっているらしいのだが。

2004年10月 8日(金)

背が伸びた

落合のおじいちゃんからパソコンが動かなくなったから来てくれと呼ばれた。会社が終ってからとうちゃんが着いた時には既にshokoが問題を解決していた(パスワードに”0”と”o”を間違って入れていただけだった)ので、まあそれはいいとして。

先月、お祭りでいおぴーとお邪魔した時には、いおぴーはトイレの照明を付けるのに、ジャンプしてスイッチを叩き、3回に1回くらい成功するといった具合だった。それが、今日はもう普通に背伸びするだけで簡単にスイッチに手が届くようになっている。おばあちゃんも驚いていた。いおぴー確実に成長しているなあと、とうちゃん感動。

2004年10月 9日(土)

暴風雨

Yahoo!の天気予報を見たら、暴風雨って書いてあった。shokoはそれでもホメオパシーの授業に出かけていった。

とうちゃんといおぴーは今日はおとなしく部屋で遊ぼうねと言ってしばらくはすごろく作ったりして遊んでたんだけど、いおぴーは今度の休みにスピーカーを付けるの手伝ってと頼んだのをしっかり憶えていて、どうしても今日やるというので、Jマートまで板とネジを買いに行くことになった。けっこう雨は降っているが、車だから大丈夫だろうとタカをくくって。

合板とネジだけの数百円の買い物なのでそれ自体はそんなに時間はかからないのだが、板をカットしてもらうための図面をいおぴーが自分に書かせろといって聞かないので、騒がれても面倒だと思い、いおぴーに書かせたところ、たいそう時間がかかってしまった。さらに「自分の物も何か買いたい」(ほとんどそれが目的)と言って二階文具売り場に行き、さんざん悩む。折り紙や粘土を勧めるが、見向きもしない。結局、玩具の鍵付き日記帳(200円)を選んだ。それはダメと言っても「どうして?」を連発し譲ろうとしないので面倒になってそれを買った。

そんなこんなで遅くなり、店の外に出ると、凄まじい暴風雨になっていた。いおぴーはレインコートに長靴なのでさほど被害はないが、とうちゃんは車までの十数メートル歩いただけでずぶ濡れになり、おまけに駐車した箇所は踝の深さの水溜まりになってしまっており、車に乗るためにはどうしてもジャブジャブと水溜まりに入っていかなければならない。一瞬にして靴も靴下も水浸し。とどめに、ドアを開けようと傘を片手で持った瞬間、強風に煽られて傘はグシャグシャに壊れる始末。やっぱりこんな日に出歩くんじゃなかった。

濡れて冷え切ったので、帰るとすぐにお風呂に入った。お風呂から上がると二人とも眠くなってしまい、夕ご飯も食べずに、絵本を読みながら寝てしまった。

2004年10月10日(日)

図書館

shokoはホメオパシーの授業。とうちゃんといおぴーは靴屋へとうちゃんの靴を買いに行った。昨日ずぶ濡れになって履く靴がなくなったので。どうせ一時しのぎなので超特価1450円の靴を買った。いおぴーはリボンの付いた黒のエナメルの靴を見つけて欲しがったが、合うサイズがないのを理由にあきらめさせた。「6歳になったら買おうねー」

帰りに図書館へ寄る。借りてる本をまだ返してないから今日は借りられないよと言ったら、いおぴーは「借りる本決めるから、そしたら帰って、また来て借りてもいい?」と言う。とうちゃんが「いいよ」と答えると早速本選びに取り掛かる。とうちゃんは雑誌コーナーで時間をつぶす。

小一時間後、いおぴーがやって来て「お手洗いに行ってくるから、待ってて。ここ絶対に動かないでね」と念をおして、トイレに行った。戻ってくると、「4冊選んだんだけど、あと2冊借りてもいい?」と言うので、とりあえず一旦帰ることにする。

借りている本をカバンにつめ、また図書館へ。あと2冊選ぶのに、さらに1時間かけた。途中で、よそのお父さんやお母さんが子供に絵本を読んであげていたりすると、いおぴーはその傍らに寄っていって便乗聴きを始めるので、なかなか本選びが進まない。

いおぴーが借りた本
とうちゃんが借りた本

2004年10月11日(月)

Jマート

shokoはバッチの勉強会。とうちゃんは昨日夜更かししたので起きられない。何度も起こされたが起きなかった。結局、午前中はいおぴーにひとりで遊んでもらった。何していたのかはわからない。

午後ようやく起きると、いおぴーがお腹がすいたと言うので、何か食べに行くついでにJマートに行くことにした。おととい暴風雨のなか、Jマートまで行ったのだが、スピーカーを取り付ける板に(寸法を測るの忘れて)ネジ穴を開けてもらうことができなかったので。

今日は絶対いおぴーのものは買わないという約束をあらかじめしておいたので、あれこれ買ってほしいと言わないので楽。加工を待っている間、「ちょっとひとっ走りして、犬とか見てきていい?」と言って、ひとりでペット売り場へ遊びに行ったりしている。

帰り際に「いおのじゃなくて、おとうさんのために花買ってもいい?」と言う。うーん、そう言われるとさすがに「要らん」とも言えず、小さな鉢植えの花を買って帰ることになった。

2004年10月12日(火)

肌荒れ悪化

いおぴーの肘の内側の肌荒れは長いこと治らないままなのだが、今朝お風呂に入ったとき、かなり酷いことになっていて驚いた。昨夜かきむしったらしく、傷だらけで血がにじんでいる。

そういえば昨日の午前中、とうちゃんが寝ているところにいおぴーが何度も「クッキー食べてもいい?」と訊きに来て、その度に寝ぼけて「いいよ」と答えていたら、レーズン・クッキーを一袋全部食べてしまっていたのだった。

さらに、午後Jマートに行く前にケンタッキーに寄って、いおぴーはスープセットを注文したのだが、とうちゃんが食べるつもりだったチキンを4分の3ほど食べてしまった。

ごめんね、いおぴー。とうちゃんが悪かったよ。と謝ったら、「そうだよ!おとうが食べていいって言うから、いおは食べちゃいけないもの食べちゃったんだよ!」と怒られた。ほんとにゴメン……。

2004年10月13日(水)

トロル→魔女

今朝、Amazonからフェイスペイントのセット(Face Painting Book/Book and Paints )が届いているのを見つけ、いおぴーは大喜び。いろんなメイクのサンプルが載っていて、どれもこれもやってみたい様子。

とうちゃんが会社から帰ると、めずらしくいおぴーはまだ起きていて、とうちゃんに「いお、魔女になることにした」と言う。例のサンプル本にハロウィンのページもあって、その中から選んだらしい。衣装もかあちゃんが作ってくれると言う。まあ、得体の知れないトロルになられるよりは、魔女のほうがよほどましだ。ハロウィンが楽しみになってきた。箒も買ってこないと。

2004年10月14日(木)

マグノリアの花たち

いおぴーが夕飯も食べずに寝てしまったので、今日は早めにshokoとDVD鑑賞。マグノリアの花たちを観た。

15年前の作品だが、当時は月に10本~30本ちかく映画を観ていたにもかかわらず、この作品はパスだった。この手のアカデミー賞的名作はどうも趣味に合わなかったのだと思う。女性映画が苦手だったというのもある。だが、今観ると素直に良さがわかる。年齢を重ね、子供を持って初めて解かる感情というものが確かにあると実感する。shokoは泣いていた。

途中でいおぴーが起きてきた。shokoの膝に乗っかって一緒に観る。折り目折り目でハロウィンやイースターなどの描写があり、いおぴーなりに楽しんでいた。

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2004年10月15日(金)

旅行計画

shokoが夜仕事ということで、いおぴーはおばあちゃんの家に預けられ、とうちゃんが迎えに行った。その際に、年末の旅行の話が出た。最初は秋にタイ旅行という話だったのが、いつの間にか年末に香港になり、でもやっぱり暖かいタイがいいとおばあちゃんが言い出した。

おじいちゃんが「言葉がわからないからなあ」と言うと、いおぴーがすかさず、「いお、タイ語知ってるから教えてあげる」と口を挟む。「『こんにちは』は『サワディー カー』だけど、男の人は『サワディー カッ(プ)』だよ」よく憶えてる。たのもしい。

2004年10月16日(土)

かぜひいた

午前中、いおぴーと三角公園へ遊びに行った。寒い。フリスビーやキャッチボールで遊んだ後、「自転車で探検に行きたい」と言ういおぴー。自転車で走るいおぴーの後からとうちゃんは歩いてついていく。疲れる。

昼過ぎに家に帰る。とうちゃん、鼻水と咳が止まらなくなった。風邪引いたみたい。吉祥寺へ買い物がてらご飯食べに行こうということになったが、とてもじゃないが寒くて、歩いていく気がしないので、車で出かけた。どいちゃんでご飯を食べた後、shokoだけ買い物に出かけ、とうちゃんといおぴーは先に帰る。帰ってから、とうちゃんは寝る。いおぴー不満。

2004年10月17日(日)

フェイスペイント

とうちゃんのかぜはどうやら一晩で治ったようだ。

先日買ったフェイスペイントのセットを、いおぴーは使ってみたくてしかたがない。じゃあ試しに一箇所だけ、という約束でペイントしてみることにした。いおぴーは、さんざん考えて、手の甲にバンドエイドを描くことに決めた。こういう悪戯っぽいのはとうちゃんも大好きなので、気合を入れて描く。なかなかうまく描けた。が、いおぴーはそれだけではやはり物足りないらしく、ほっぺたにも何か描いてほしいというので、サンプルにあったクマの絵を描いてやった。いおぴー鏡でチェックして満足げ。

今日はshokoがはらっぱ園のバッチ茶話会。マオ君一家が来ると聞いて、いおぴーもはらっぱへ。昨日からずっと楽しみにしていたのでテンション上がり気味。マオ君と遊ぶのは昨年7月以来1年と3ヶ月ぶりなのだが、そんなブランクを感じさせず、互いにごく自然に遊びはじめた。よく憶えてるなーと思う。とうちゃん4歳の記憶なんてまったく無いのだが。

2004年10月23日(土)

しめだされた

午前中いおぴーとふたりで三角公園へ出かける。とうちゃん鍵を持って出るのを忘れたが、shokoは昼まで家にいるので、それまでに戻ればいいだろうと思っていた。

お昼近くなったのでそろそろ帰ろうと思ったところで、ばったりはらっぱ園のお友達と会ってしまったので、帰ろうといってもいおぴーは聞くはずもなく、しばらく一緒に遊ぶことになった。

家に帰ったらshokoはすでに出かけていて、しっかり鍵が掛かっていた。shokoは午後からホメオパシーのセミナーで、その後芝居を観に行くので遅くなると言っていた。芝居の後は飲みに行くだろうから帰りは深夜だろう。どうしよう。とりあえず公衆電話からshokoの携帯に電話したが留守電。とうちゃんといおぴーは流浪の民となった。

自転車でぶらぶらとさまよい、公園を見つけるとしばらくそこで遊んで時間をつぶした。また、お友達の家の前を通り掛かると、そのお友達がいて、しばらく一緒に遊んだり、なんだかんだで夕方まで時間をつぶした。shokoはセミナー中は電源を切っているだろうから、終った頃を見計らって電話するしかない。お腹もすいてきた。いおぴーは「うどんが食べたい」と言うが蕎麦屋じゃあまり時間つぶしもできないのでファミレスに入る。1時間半ほど粘り、再度電話するが、まだ留守電。留守電を聞かないまま芝居に行かれたらアウトだ。だんだんと危機感がつのる。

辺りはもう真っ暗になり、外で時間をつぶすのはつらくなってきたので図書館に行った。いおぴーがひとりでトイレに行っている間に、地震。けっこう揺れたのでいおぴーは大丈夫かと心配したが、トイレから出て来たいおぴーは、地震にまったく気がついていなかった。7時近くまで絵本を読んで過ごし、さすがに子供がひとりもいなくなったので居辛くなって退散。

電話する小銭もなくなり、どこで両替しようかと夜の町を自転車でうろつく。いおぴーはとろんとした顔つきになってきた。眠そう。もしかしたら留守電を聞いたshokoが芝居をあきらめて帰っているかもしれないので、家に帰ってみる。すると、玄関の鍵が開いていた。いおぴーは部屋に駆け込み、かあちゃんを探すが、かあちゃんはいなかった。どうやら一旦帰って鍵を開けてまた出かけたらしい。ともあれ、助かった。

やはり、いざという時のために携帯電話は必要だろうか。鍵を忘れたというのがいざという時に該当するかは微妙だが、その間に地震があったりしたせいもあり、少し考えてしまう。

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2004年10月24日(日)

温泉に行った

いおぴーとshokoが温泉に行きたいというので、温泉に行くことにした。実はとうちゃん、横浜へプロジェクターの比較視聴会へ行きたかったんだが。

前に行った瀬田温泉にしようかと思ったが、せっかくなので行ったことのないところをネットで探してみた。shokoが見つけた村山温泉 かたくりの湯がよさげ。プールもあるし、ちょうど今日は子供向けの無料イベントでわたがしとヨーヨー釣りをやっていると聞くといおぴーは一も二もなく「その温泉へいく!」で決定。

家を出るのが遅くなったので、途中シズラーに寄ってサラダバーの昼食。1時半ごろに店を出て、1時間以上かかって到着。結構道が混んでいた。駐車場は満車だったが、ちょっと待っただけで留めることができた。

料金は大人800円(休日・市外・3時間まで)と、安い。子供は400円なので、三人でも2000円。受付を済ませるとまずは水着に着替えてスパ(プール)へ。交代でいおぴーの泳ぎの練習に付き合いながら、ジャグジーや打たせ湯、寝湯などでくつろぐ。寝湯は真上が円形の天窓になっていてなかなか気持ちいい。建物全体が円形を組み合わせた形になっているので、壁や天井が曲線で構成されていて、より寛げる感じがする。

1持間ほどプールで過ごし、その後は男女に分かれてお風呂へ。男湯は和風で、さほど広くないが、こちらもなかなか良かった。露天風呂の冷たい空気が気持ちいい。

時間を示し合わせていたので、ほぼ同時に上がり、休憩室で一休み。とうちゃんはshokoにマッサージしてもらう。その間にいおぴーはイベントでもらった綿菓子をひとりでペロリ。小腹がすいたので軽く食事をする。食べ終わるとちょうど3時間が経つところで、延長してもいいかなと思ったがきりがいいので引き上げることにした。

帰りはいおぴーが寝て帰れるようにと、3列目のシートを出してベッドにした。いおぴーは初めて乗る3列目が新鮮なようで、かえってはしゃいでしまい、なかなか寝なかった。帰り着くころには結局ぐっすり眠っていたが。

2004年10月25日(月)

ひもろぎ庵お泊り

ひもろぎ庵さんが明日から一家でイギリスへ行くことになり、その間shokoが電話等の対応を引き受けた。その打ち合わせのため、いおぴーを連れてひもろぎ庵へ。

今日中に帰ってくると言っていたので、とうちゃん帰りを待っていたが、何時になっても帰ってこない。ちょっと心配になってきた。結局2時まで起きていたが、帰ってこないので寝ることにした。その時になって留守電が入っているのに気がついた。遅くなったのでやっぱり泊まることにしたらしい。もっと早く気づけばよかった。

2004年10月26日(火)

はらっぱ休む

いおぴーはひもろぎ庵に泊まったのではらっぱ園を休む。昨夜ハルちゃんと遊んで夜更かししたにもかかわらず、今朝またハルちゃんと遊びたくて朝6時に起き、「今ならまだ遊べるよね」(ハルちゃんは朝出発するので)と階下に行ったが、「ハルちゃん寝てた」とがっかり、ひとりで絵本を読んでいたそうだ。

夕方おばあちゃんの家に行ったのだが、だからもうずっと帰るまで眠っていた。

2004年10月28日(木)

クマ狩り?

いおぴーが「あした、クマ狩りに行くんだよ~」と言いながら、リュックに持ち物を詰めていた。はらっぱ園で高尾山へ山登りに行くとは聞いていたが、クマ狩りって。

クマ狩りに備えて、はらっぱ園でいろいろ訓練を積んだらしく、蜂に出遭った時、蛇に出遭った時、熊に出遭った時の対処法をとうちゃんに実演して見せてくれた。

  • 蜂に出遭った時…耳を両手でふさぎ、目を閉じて(薄目を開けて)、そろそろと後退りする。
  • 蛇に出遭った時…両手を持ち上げ、抜き足差し足で脇を通り抜ける。
  • 熊に出遭った時…二人一組になってしっかりと抱き合い、じっとしている。

なるほどー。なかなか現実的な対処法ではある。しかし、子供たちはクマをやっつけるとはりきっているようだが、この対処法ではクマはやっつけられないと思うが。そこに矛盾を感じずに必死で抱き合ってるのが可愛い。

2004年10月29日(金)

やまのぼり

晴天に恵まれ、いおぴーはいつもより早くリュックを背負って出かけていった。今日ははらっぱ園で高尾山へ山登り。

クマに出会えずがっかりだったが、最後まで歩きとおし、よくがんばったようだ。

以下、はらっぱ園のメーリングリストへの先生のメールから引用。

とても、きらきらした良い1日でした。
『助け合い』や『力を出す』心地よさを感じ始めた
この秋のはらっぱの子どもらにとって、
今来るべくして来た山登りだったと思います。

~中略~

今日は、しみじみと『感謝』の思いを噛み締めました。
何より何より。よく歩いた子どもたち!
向こうの駅に着き、歩き始めて10分行かないうちに、
「疲れたね~。」「もう着くかなぁ?」と聞こえた時は
おいおい…とも思いましたが
(子どもらにとっては電車移動もねオオゴトでしたからね。)、
何度も何度も転んだり、早いだ遅いだ口喧嘩したり、
「どこまで行くの~?」「クマ出ないね~。」「まぁだ~?」と
最後の最後まで、ふざけたり歌ったり喋ったりしながら、
12人みんな、自分の足で一歩一歩、しっかりと歩いて来ましたよ。
素晴らしい!!!

2004年10月30日(土)

シューレ

今日はシューレのオープンデイ。明け方降っていたものすごい雨も朝には止み、いおぴーと二人で自転車に乗って出かけた。shokoはホメオパシーの勉強会。

この後、直接阿佐ヶ谷のハロウィンコンテストに出かけるので、いおぴーは魔女用の黒のワンピースに黒タイツという格好。もちろん箒も持って。

シュタイナー教育関係の本では見たことはあったが、生のエポックノートを見るのは初めてのとうちゃん、本当に感動した。今までは正直シュタイナー教育と聞くと何かこう堅苦しいイメージが払拭できなかったのだが、展示されている数々のノートからは、伸び伸び、活き活きとした子供たちの姿が眼に浮かんでくる。初めて、いおぴーをこういう学校に行かせたいと思った。いおぴーは「シューレ行きたくない」って言ってるが。

ハロウィン

阿佐ヶ谷に移動し、いよいよハロウィン。エントリーの行列に並びながら衣裳に着替える。メイクは直前までする場所が見つからず、結局コンビニで水と紙コップを買ってきて道端ですることになった。じっくりできず、ヘンチクリンになってしまった。

「オズの魔法使」の西の魔女をイメージしたのだが、緑の絵の具が肌に乗らず、単に顔色の悪い人になってしまった。あと、眉と唇も失敗。頬っぺたにはいおぴーのリクエストでハートと星を描いた。あー、悔いが残る。やはり、シューレに行く前から家でびしっとメイクすればよかったか。

でも、参加者の中でも特に魔女はたくさんいたけど、いおぴーの魔女がいちばんだったね(おやばかモード)。

お菓子をたくさんもらってゴールした後は、マリア保育園の仲間たちと公園で遊び、美味しいカレーを食べて帰った。

2004年10月30日(土)

魔女の衣裳

明日はいよいよハロウィン当日だというのに、いまだに衣裳ができていない...と思っていたら、かあちゃん今日はがんばって、とうちゃんが午前中だらだら寝ている間に、魔女の衣裳を縫い上げた。

早速試着。魔女になりきるいおぴー

箒と帽子は通販で購入。帽子はただの円錐形だったものをかあちゃんが小細工して先を曲げてある。さすが元衣裳さん、芸が細かい。あと、写真では見えないが中に着ている黒のシースルーのワンピースもなかなかの出来栄え。明日が楽しみだ。



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