平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2004年11月アーカイブ

2004年11月 1日(月)

おやつ

ハロウィンの戦利品であるお菓子の山を前に、いおぴーは自分の食べられるもの食べられないものを慎重に仕分ける。チョコやコーヒー系の飴はすんなり除外し、のど飴やせんべいの類は自分にと振り分けた後、クッキーやミルク系の飴など微妙なラインで悩んでいる。

最終的にイチゴミルクはセーフとの自己判断により、半分以上をじぶんのものとしたいおぴーだが、残った分はどうするかというと、毎朝1個ずつハンカチで包み、とうちゃんのカバンに入れてくれるという。「おやつに食べてね」だって。うれしいねー。

2004年11月 3日(水)

いいお産の日

11月3日はいいお産の日。いおぴーが生まれる平成11年から、3年続けて足を運んだが、昨年は行くことができず、今年は東京の開催がなくなった。その代わり(?)amigoびっくり市というのが開催されるというので、家族3人で出かけた。会場は松陰コモンズ。なかなか変わっていて面白かった。はらっぱ園として出店しているということで、庭の隅っこでバッチのミニセッションをしていた。

とうちゃんは、操体法のセッションを受けてみた。先日から痛めていたふくらはぎを中心にやってもらったが、終わった後は痛みが軽くなって歩くのが楽になった。これはいい。

好天に恵まれ、大勢の来場者で賑わって、というかごった返していて、とうちゃんといおぴーはだんだん居場所がなくなってきて途中、敷地の外に出て世田谷線沿いを探検に出かけた。二駅分の距離をあっちこっち歩いて往復した。美味しそうなベトナム料理屋や、亀(!)を発見。

夕方、イベントも終了し、さっき見つけたベトナム料理屋「亜細亜食堂サイゴン」でご飯を食べて帰る。美味しかった!

2004年11月 4日(木)

自転車乗れた

今日も先週に引き続き、交通公園で自転車の練習。補助棒つきの自転車で練習するのだが、これをやるととうちゃん腰が痛くなるのでやだなーと思いつつ、もー、いおぴー転んでもいいや、そのほうが上達早いだろと、補助棒持つのをやめてみた。すると、いおぴーはふらふらしながらも、どんどん走っていく。あれ、乗れてるじゃん。信号のところで停まって、振り向いてとうちゃんがずっと後ろにいるのを見て、支えなしで乗れていたことに気づいたいおぴーは、「もう一人で乗れる。おとうさん、腰痛いでしょ。座ってていいよ」とありがたい言葉をかけてくれる。さすがに座って見てるほどの余裕はないので、後ろのほうから歩いてついて行く。いおぴーは、とてもたった今乗れるようになったとは思えないほど、すいすいと走っていく。たいしたもんだと感心する。ちなみにとうちゃんは補助輪なしで乗れたの小学生だった(もっとも自転車買ってもらったのが小学生になってからなのだが)。

いおぴー、一回ひどく転んで手足をすりむいたが少しもくじけず、それどころか今度は補助棒も無しの自転車に挑戦しようとする。が、補助棒無しは16インチからしかなく(今までは14インチで練習していた)、これはつま先がようやく届くかどうかぐらいなので、当然うまく乗れなずにあきらめた。こればっかりは、やはり足が届くようになるまで待つしかないようだ。しかし、待ちきれないいおぴー、「14の自転車買って」と、とうちゃんに懇願。とうちゃんも一瞬ぐらっときたが、それはやっぱりだめだろ。足が伸びるまで待て。

2004年11月 5日(金)

温泉プール

いおぴーは今日も交通公園へ行こうと張り切っていたのだが、あいにく雨が降り出して、さすがのいおぴーも自転車の練習はあきらめ。二人で傘を差して図書館へ出かけた。しかし借りていた本を一冊忘れたため、新たに借りることができなかったので、いったん家に帰ることにした。帰り道、息が白いほどの寒さに、とうちゃんがぽつりと「温泉でも行きたいなー」と言うと、いおぴーは目を輝かせ、「もう本借りなくていいから、帰ったら支度して温泉いこ!」と言う。とうちゃんもその気になり、以前掲示板でお薦めいただいた、バーデホフクベレへ行ってみることにした。

昼ごはんを食べた後、車で出かける。45分ほどで着いた。受付で券を購入。4時間で2400円。子供も料金は大人と一緒なのでちょっと高くつく。が、タオルやローブ、サンダル等のセットを貸してくれるので、まあこんなものか。早速ロッカールームで着替えて、まずはプールへ。ここは、温泉といってもプールがメインで施設内はほとんど水着で過ごす。いおぴーは浮き輪持参。屋外にもプールと露天風呂があるが、さすがに今日は外は寒かった。その分、露天風呂は気持ちよかったけど。

想像していたよりずっと居心地がよく、時間をもてあますかと思われた4時間はあっという間だった。難を言えば、プールサイドにあるカフェはイマイチ。これで美味しいものが食べられれば文句なしなのだが。

帰りに車では、「帰ったら映画観たい」と言っていたいおぴーだが、お決まりのように途中でぐっすり眠ってしまった。

2004年11月 6日(土)

図書館

shokoはバッチの勉強会。とうちゃんといおぴーは、午前中はお風呂掃除の後、自転車で遊びに出かけ、帰ってお昼を食べて、午後は図書館へ。いおぴーが図書館へも自分の自転車で行きたいとごねたのでちょっとケンカ。図書館への道は車の抜け道になっていて狭い割に交通量が多いので、いおぴーの自転車では危ないのだ。とうちゃんは腹を立て、いおぴーもむくれながら半べそになっていたが、最後には二人で各々ボトルからレメディを飲んで仲直り。とうちゃんの自転車で図書館へ向かった。

3時間近く、ずーっと一人で本を読んでいるいおぴー。その間、とうちゃんもずっと雑誌を読んでいた。こんなにたっぷり雑誌の最新刊を片っ端から読めたのは久しぶり。

5時のチャイムが鳴るころ、いおぴーはようやく5冊本を選び終え、借りて帰る。「ウォーリーをさがせ」シリーズの一冊を借りたいおぴーは、しばらく夢中になってウォーリーを探していた。おばあちゃんちにある「とこちゃんはどこ 」が大好きないおぴーにとっては、さぞ楽しくて堪らないだろう。

2004年11月 7日(日)

子どもの体験ひろば

今日もshokoはバッチの勉強会。寝坊して、慌てて出て行った。

午前中はお絵かきなどして過ごす。いおぴーが図書館のお話し会に行きたいというので、今日も図書館に行くことにする。shokoに比較的車の少ない道で図書館への行き方を教えてもらったので、「いおの自転車で行ってもいいよ」と言うと、いおぴーは大喜び。張り切って出かける。とうちゃんと二人でそれぞれ自転車に乗って出かけるのは初めて。ちゃんと角ごとに停まるし、白線の内側を走るのでさほど危なげはない。

図書館に着いてみたら、とうちゃんの勘違いで今日はお話し会は無かった。今日お話し会があるのは中央図書館と西荻図書館だけ。いおぴーにそう告げると、「じゃあ、西荻いく」と言う。「遠いよ」と言っても、行くと言い張るので、行ってみることにした。なるべく車の通らない道を選んで、西荻まで自転車で走るとうちゃんといおぴー。いおぴーにしてみれば自転車でこんな遠出は初めての大冒険だ。

西荻南児童館の前を通りがかったとき、いおぴーは何やら楽しげな臭いをキャッチし、「ここに寄りたい」と言い出した。張り紙を見ると、「子どもの体験ひろば」というイベントが行われるようだ。ちょうど受付が始まるところだったので、お話し会はやめて、急遽こちらに参加することにした。

M・A・TというNPO団体が主催するこのイベントは、影絵・人形劇・ジャグリング・ドラム・落語のいずれかをプロに教えてもらう子供向けのワークショップ。いおぴーは人形劇と影絵に参加した。ドラムもやりたがったが定員オーバーで参加できなかった。

前半は恐竜の操り人形を工作。本当は小学生以上向けだったが、いおぴーはどうしてもやると挑戦。難しいところはとうちゃんが助けたが、鋏とボンドを巧みに使い、なかなか頑張った。完成までたっぷり一時間以上かかった。

後半は影絵。手影絵の実演を観たり、牛乳パックで影絵人形を作ったり。これはとうちゃんも童心に帰って楽しめた。いおぴーはマンモス、とうちゃんはゴジラの影絵人形を作った。最後は作った人形を使って、グループごとに舞台で影絵芝居を演じる。芝居といっても筋があるわけでもなく、各々が作った人形が音楽にあわせて踊るといったものだが、自分で作った人形の影絵が踊るだけで皆、大満足。あー、楽しかった。

2004年11月 8日(月)

百面相

最近、カメラに凝っているいおぴー。勝手にデジカメを使ってあれこれ撮っている。特に自分の顔を撮るのが好きらしい。

ひさびさに、アルバムの「恥ずかしい写真」更新しようかなー。

追記(2005-11-10):いおぴーから「順番がちがう」とクレームがついたので、いおぴーがいうとおりに写真を並べ替えました。デジカメのファイル番号をみると確かに撮影順はこの順番だった……。ちゃんと意味があったんだろうか。

2004年11月 9日(火)

リクエスト

間近に迫った誕生日をものすごく楽しみにしているいおぴー。特にプレゼントを楽しみにしている。昨年はプレゼントなんてぜんぜん気にしていなかったのだが、友達の誕生会でプレゼントをもらうところを見たり、「ロッタちゃんとじてんしゃ」でロッタちゃんがすごくたくさんのプレゼントをもらったりしてるのを読んで、プレゼント、プレゼントって言ってる。

とうちゃんが「プレゼント無いよ」と素っ気無くいうと、「あるよ!」と声を荒げながらとうちゃんに詰め寄るいおぴー。そして耳元で「おとうのプレゼントは......補助輪とる」とささやく。ホジョリントル?一瞬何のことか解からなかったが、ああ、そういえば5歳になったら自転車の補助輪とってあげるって約束してたっけ。って、そんなプレゼントでいいのか。安上がりだな。

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2004年11月11日(木)

誕生会

今日はいおぴーの5回目の誕生日。いや生まれた日を入れたら6回目か。

とうちゃんは会社を休んではらっぱ園の誕生会に参加することにした。三年のうちに一度は参加したいと思っていて、昨年は参加できなかったし、来年参加できるという保証もないので、今年。

いおぴーは張り切って自分で身支度を整えている。夏物の花柄のワンピースの下にユニクロの白の長袖シャツというへんてこりんな恰好だが、本人的にはOKらしい。shokoは持っていく荷物の支度に手間取っていて遅刻しそうだったので、とうちゃんといおぴーだけ一足先に出かける。

はらっぱ園の誕生会は主役の好きなメニューを園児全員で作り、皆で昼食にすることになっている。今回のいおぴーのメニューは雑穀入り野菜シチュー(カレー風味)。shokoが持ってきた大量の野菜を、まずは全員で仕込み。話には聞いていたが、4歳や5歳の子供たちがこともなげに大人用の包丁を使って野菜を切ったりするので、とうちゃんちょっと驚いた。危なっかしくてどきどきするが、不思議と怪我には至らない。指導が行き届いているようだ。目が痛いと泣きながら玉葱を切る子や、ひたすら白菜を細かく千切る子など、ほほえましく見ていて飽きない。

鍋を火にかけて料理は一段落、いよいよ誕生会。丸く並べた椅子に座って皆が待つ中、ろうそくを手にいおぴー入場。とうちゃんとかあちゃんも続く。誕生日を祝う歌で迎えられ、園児たちが各自持参した花を順番にいおぴーに手渡していく。みるみるいおぴーの手に花束が出来上がる。いおぴー本当にうれしそう。歌に続いて、リツコさんがメルヘンを語ってくれる。いおぴーが我が家にやってきて名前を付けられるまでのお話。リツコさんは事前に「誕生までに母が用意したこと」と「名前の由来」を親に訊き、それを元にお話を作ってくれるのだ。いおぴーは、空の上から自分にふさわしいおとうさんとおかあさんを探し、このとうちゃんとかあちゃんを選んでやって来てくれた。とうちゃん、テーブルに飾られているいおぴーの生まれた時の写真を見つめながら、聴いていて泣きそうになった。誕生日は親が子に来てくれたことを感謝する日なのだ。ありがとう、いおぴー。

会が終わると、三角公園へ。昼食は三角公園で食べる。天気予報が雨だったので、外で食べられるか心配だったが、どうやら天気はもってくれた。今日は各自弁当箱にご飯だけつめてきている。そこに皆で作ったシチューをかけて食べる。おおむね好評で、皆たくさんお替りしていた。

食後は自由に遊ぶ。とうちゃんも一緒になって遊んだ。地面を掘り、無心で笊で篩って細かい土を作る淡々とした作業のなんと楽しいことか。落ち葉の山に埋もれて隠れる子や、木登りをする子、かけっこ、水遊び、けんかして泣くこともあるがすぐに仲直り、皆すばらしい。リツコさんの企みで、とうちゃん、かあちゃん、いおぴーは一斉に皆から紙吹雪ならぬ枯葉吹雪を浴びせられ、誕生日を祝福された。いおぴーは迷惑そうだったが、とうちゃんはうれしかったよ。

会社を休んで参加して本当によかった。はらっぱ園の子供たち、先生、父兄の皆さんに感謝。そしていおぴーとshokoにも。ありがとう。

2004年11月12日(金)

ネコカード

昨夜は「お誕生日だから特別に長い本読んで」といおぴーからの要望で、「ノラネコの研究」を読みながら寝る。小学校中級向けで漢字も多く、40ページもあるのでまだ自分では読めないのだが、いおぴーの大好きな本の一冊。

猫カード:かあちゃんに似たネコ昨日はさすがに疲れていたと見えて、結局半分も読まないうちに眠ってしまったのだが、今日はせっせとネコカード(「ノラネコの研究」にでてくる)を自作していた。ノートを名刺大に切り、一枚一枚にネコの顔とプロフィールを書き込む。もちろん実際に字は書けないので丸や点々を書いて雰囲気だけ。猫の顔もさまざまに描き分けている。shokoそっくりのネコもいて笑った。

明日はとうちゃんと猫の観察に出かける約束をした。

2004年11月13日(土)

補助なし特訓

ずっと前から5歳になったら交通公園で補助輪なしの自転車に乗る練習をするという約束をしていて、いおぴーはしっかり憶えていたので、朝から自転車で交通公園へ行くことにした。引っ越してから自転車で行くのは初めて。かなり遠いのでいおぴーが退屈してぐずらないかと心配だったが、猫探しを楽しみながら、のんびり行くことができた。ネコは一匹しか見つからなかった。

交通公園に着くと、さっそく補助なしの自転車を借り、特訓。まずはペダルが無い練習用の自転車で、両足で地面を蹴りながら進み、バランス感覚を体で覚える。いおぴーはまだ足がつま先しか届かず、なかなか難しいようだったが、コースを一周するころにはだいぶ上手になっていた。

次に、後ろに大人が支える用の棒がついた自転車で練習。いきなりよそ見運転の子供に追突され、転んで大泣き。しかしレスキューを飲んで復活すると、気丈に練習再開。まだ自力でバランスを取るのは困難で、とうちゃんが支えていないとまともに走れないが、フラフラしながらも補助輪つきでは味わえない気持ち良さがあるらしく、コースを何周も回って、ついていくとうちゃんのほうがくたびれた。この調子なら両足さえ着くようになれば、すぐに乗れるようになるだろう。

猫の観察

帰りは裏道をのんびり走りながら、キョロキョロと猫を探す。帰るまでに全部で4匹見つかった。いおぴーの言うとおりにノートに記録をつけた。ネコの観察、なかなか楽しい。

2004年11月14日(日)

極秘お泊り計画

今日はおばあちゃんの家に誕生日のプレゼントをもらいに行くことになっているので、朝からその支度に余念のないいおぴー。とうちゃんがPCに向かっている間に、自分でおばあちゃんに電話し、着替えを済ませ、かばんに荷物を詰めている。

早く行こうととうちゃんを急かすいおぴー。見るとぱんぱんに膨らんだ手提げかばんと肩からもう一つかばんを提げている。何が入ってるの?と訊くと、「…おもちゃとか、お人形」と答える。ふーん、自分で持っていくならまあいいか、と思い、その時は何も言わなかったが。

おばあちゃんの家に着くと、いきなり「今日はおばあちゃんの家にお泊りするんだ~♪」といおぴー。とうちゃんもおばあちゃんも吃驚。「着替えとかどうするの?」「持ってきた」とかばんを手で示す。「パジャマは?」「入ってる」。とうちゃん唖然。それでかばんがあんなに膨らんでいたのか。極めつけは「明日履く用」と、小さいほうのかばんからサンダルを取り出して玄関に並べている。

ひとりで泊まるといういおぴーの決意は固く、夜8時になったらベッドに入っておばあちゃんに絵本を読んでもらっている。が、なかなか眠れないようで、起きてきて「おとうさん、ねるまで一緒にいて」と言う。可愛いのう。とうちゃんがベッドの傍らに座っていると、布団を顎まで引き上げ、ほどなく眠った。

お泊りについては、あとで話を聞いたshokoも呆れていた。ほんと、この分じゃ近い将来、家出もしかねないと二人で苦笑い。

2004年11月15日(月)

ウンパルンパ

朝、目が覚めたら9時半だった。shokoとふたりで、いおぴーがいないと熟睡できるなーと肯きあう。毎朝、いおぴーが目覚まし代わりだったのだと気づかされた。もう遅刻だし、雨も本降りだし、とうちゃん会社を休む。

お昼を食べてから、いおぴーを迎えに行く。いおぴー、明け方目を覚まして泣いたらしい。「さみしかった」だって。

夕方、家に帰ると、いおぴーが「映画観たい」というので、ひさしぶりにDVDを観ることにする。いおぴーが棚から選んできたのは「夢のチョコレート工場」。これは2年前に観たけどいおぴーは憶えていまい。

5歳の今は、日本語吹き替えがなくても画面だけでストーリーはだいぶ理解できるようで、悪い子供が一人また一人とウンパルンパに連れて行かれるのを神妙に観ていて、観終わったときには妙に聞き分けの良い子になっていた(笑)。これからは、いおぴーがわがまま言ったら、「ウンパ、ルンパ♪」と歌うことになりそうだ。

余談だが、来年公開予定のティム・バートン版「チョコレート工場の秘密」も楽しみ。

2004年11月16日(火)

シール

いおぴーはシールが大好き。お気に入りはディズニープリンセス。先日100枚入りのを買ってあげたところ、大喜びで、気前良くあちこちに貼ってくれる。

夕方、仕事を終えて帰ろうとした時、着ている服にシンデレラや人魚姫がペタペタと貼り付いているのに気がついた。朝、いおぴーが貼ってくれたらしい。今日一日つけたままで仕事してたよ。恥ずかしー。

2004年11月17日(水)

おくれたプレゼント

いおぴーの誕生日のプレゼントのひとつ(あとは補助輪はずす約束だけだが)として、Amazonに絵本を注文しておいたのだが、ギフトラップを選択したせいか、それとも注文の直後に在庫切れになったのか、発送が予定よりだいぶ遅れて、今日届いた。

ゆきのおしろへ」という絵本。いおぴーの好きな「森のおひめさま」と同じ作者の作品だ。

けど、なんかもう、誕生日は過去の彼方って感じだし、せっかくギフトラッピングしたのに、たいした感慨もなくバリバリと開けられそうなので、あげるのが惜しくなってきた。

このまま一ヶ月ほど寝かせておいて、クリスマス・プレゼントにしよっと。作品の季節もちょうど合ってるし。

2004年11月18日(木)

吐いたピュー

明け方の5時に、いおぴーが「きもちわるい」と言って起き出した。「はきそう」というのでトイレに連れて行くが、吐けない。夕べご飯食べないで寝ちゃったので、胃が空っぽなのだろう。レスキューを入れたお白湯を飲ませる。「おなかすいた」というので、残っていたご飯をおかゆにして食べさせたら、ひとくち口に入れたところで「はきそう」と言うが早いか、ピューっと吐いた。

自分から裸になり、「おふろにはいる」というのでお風呂に入れる。出てきたらグニャグニャで、もう食欲もない様子。新しいパジャマを着せてクッションに寝かせる。もう一度レスキューを飲ませたら、すぐに眠ったのでそのまま毛布をかけて寝かせておいた。

朝、再び目を覚ますと、いおぴーは吐いたことなど忘れたかのようにケロッとしている。でも大事をとって今日ははらっぱ園を休むことにした。お腹をすかせたいおぴーは、かあちゃんに「すりすりりんごと世界一美味しいおかゆ」をリクエストしていた。

2004年11月19日(金)

かんばん

すっかり元気になったいおぴー。今日のはらっぱ園は羽根木公園まで遠出で、焼き芋を焼いて食べたそうだ。

さて、とうちゃんが帰宅すると、いおぴーは羽根木公園で拾ってきた端材で看板を作っていた。うちに遊びに来る人のために家の前に立てておくのだそうだ。

いおの
いえです
だから
木れい
です

ちょっと読みづらいが、真ん中にこう書かれている。その上は名前と年齢。

その他、いおぴーの説明によれば

  • 右上の「1」は1階をあらわす。
  • その下の「5」は5歳をあらわす。
  • 右端に並んでいるマスは、遊びに来た人がここにハンコを押す。
  • 左下の四角いやつは、ゾウの歯(実物大)。
  • 女の子の絵は、もちろん自画像。

いおぴーって、おもろいなー。

2004年11月22日(月)

はらっぱフェア

今日ははらっぱフェア。今回は平日1日だけの開催なのでとうちゃんは参加できず。とても好い天気に恵まれ、ずいぶんと盛況だったようだ。むしろ人が多すぎて大変なくらい。

いおぴーは、昨日せっせと作った手裏剣が4個売れたといっていた。

2004年11月23日(火)

視聴

祝日でいおぴーもとうちゃんも休み。かあちゃんはセミナーに出かけていった。

とうちゃんといおぴーは新宿へ出かけた。とうちゃんがプロジェクターの視聴をしたかったので。視聴室で4台のプロジェクターを見比べながら検討。いおぴーは最初付き合うのをいやがっていたのだが、そのうち「色はこっちのほうがきれい」「こっちは薄い」などとイッチョ前に論評して店員さんを苦笑させてくれた。そして、スターウォーズEP1が映写されているのを見ると、夢中になってしまい、とうちゃんが帰ろうと言ってもなかなか動かなくて困った。なにしろ、いおぴーは刷り込みによりジャージャーを姉と慕っているので。

辞退

はなまるでうどんを食べて、その後、書店に寄った。いおぴーはさっさと児童書や絵本のコーナーを見つけて勝手に本を読んでいる。とうちゃんは自分の本を探し終えると、いおぴーに今日一日付き合わせた埋め合わせの意味で「絵本一冊買ってあげようか」と問いかける。絵本コーナーはクリスマス特集だ。いおぴーはそれを見て「いお、クリスマスの絵本はできればサンタさんにクリスマスにプレゼントしてもらいたいから、今日はいい」と、とうちゃんに告げる。ありゃま、辞退されてしまったよ。

2004年11月24日(水)

セーフ

いおぴーが朝、目を覚まし開口一番「ぎりぎりセーフだった」。shokoは、いおぴーがオシッコしたくなってぎりぎりで目が覚めたと解釈し、「よかったね。早くお手洗いいっといで」と声をかける。すると、いおぴーは「もう出ちゃった。でもいおのお布団だけでおかあさんのお布団は濡れてないから、セーフだよ」。「ぜんぜんセーフじゃないよ。洗うのはかあちゃんだぞー」と、shoko朝からご立腹。

2004年11月25日(木)

川にはまる

いおぴー、今日三角で遊んでいて、川に落ちたらしい。最近いおぴーは転んだりしても泣かないことを誇るので、とうちゃんが「泣いた?」と尋ねると、「そりゃあ泣くよ。だって顔からバーンて落ちたんだよ!」と激昂。なるほど、5歳になったといえ、そりゃ泣くよな。

2004年11月26日(金)

夜、自転車で

サンタからもらったベルとライトを自転車に取り付ける。午前中三角公園まで出かけるが、ベルとライトの出番なし。

夜はひもろぎ庵の皆さんと西荻で会食の予定。いおぴーは「できればいおの自転車で行きたいんだけど、いい?」ととうちゃんかあちゃんに懇願。かあちゃんには渋い顔で却下されたが、結局とうちゃんが、帰りもぐずぐず言わず自分で乗って帰るという約束の下に許可。いおぴー大張り切り。

6時過ぎともなると、外はもう暗い。いおぴーは早速ライトを点灯。「サンタさんのライトだから、お店で売ってるのより全然あかるい!」と自慢げ。とうちゃんが「こんなにいいライトがあるなら、トナカイの鼻じゃなくて自分でこのライト使えばいいのにね」と皮肉なことを言うと「こどもにあげちゃったから自分の分は無くなっちゃったんじゃない?」と答えるいおぴー。なるほど。

食事の後、路駐した自転車があるか心配していたいおぴーは、ちゃんと自転車があるのを見て一安心。しかし、やはり帰りは眠くて力が出ず、ずっととうちゃんが背中を押して帰った。それでも抱っこよりはずっと楽だから、安全に気をつければ自転車での外出も案外いいかもしれない。

2004年11月27日(土)

映画会

午前中、三角で遊び、午後は図書館へ出かける。

いおぴーは児童書のコーナー、とうちゃんは雑誌のコーナーでそれぞれ過ごす。とうちゃんが大きいほうを催してトイレに入っている時、3階講座室でこども映画会を行いますという館内アナウンスが聞こえてきた。大急ぎで用を済ませていおぴーを探しに行ったが、どこにも見当たらない。もしや、というか、やはり……と思いつつ、3階の講座室に行ってみると、いた。いおぴー、椅子にちょこんと座って上映が始まるのを待っている。「観たいの?」と聴くと黙ってうなずく。「黙ってきちゃだめでしょ」と言うと、「だって、おとうさんいなかったんだもん」。なるほど、一応とうちゃんを探したのか。上映タイトルは「映画ドラえもん のび太のドラビアンナイト」。あまり見せたくないけど、まあいいか。1時間40分、じっくり本が読めるので。

あとでいおぴーに感想を聞いたら、「ちょっとこわかったけど、おもしろかった」と言っていた。

ちなみに、いおぴーはおばあちゃんの家のTVでたまにドラえもんを見ていて、時々「♪あんなこといいな…」と鼻歌を歌っているが、いつも途中から「…肥後どこさ、熊本さ…♪」に変わってしまっているのは内緒。

2004年11月28日(日)

バット

今日も三角で遊ぶ。いおぴーが野球をやろうというので、いつものようにバット代わりになる手ごろな棒を探す。が、いおぴー「棒じゃなくて、ほんとのバットがほしい」と言い出した。そこで、吉祥寺までバットを探しに行くことにした。

途中、井の頭公園のステージで顔面紙芝居「黄金バット」をやっていて、去年は怖くて逃げ出したくせに、今日は全部観た上に、最後にはステージに上がって歌まで歌っていた。成長したなあ。

東急、伊勢丹、ロンロン、ユザワヤと探したが、いおぴーにちょうどいいバットは売っていなかったので、とうちゃんが作ってあげるということで、あきらめた。ユザワヤでこまを見つけ、前から約束していたのでこまを買って帰る。いおぴーは家まで待ちきれず、三角に寄ってこまで遊んだ。いおぴーは、はらっぱでこま回しをしているだけあって、なかなか上手い。何十年ぶりのとうちゃんよりも上手いくらいだ。しかし、調子に乗ってはしゃいでいたら、転んで手のひらを怪我したので、帰ることにした。

家に帰るとさっそく、「バット作って」と言ういおぴー。とうちゃんは段ボールとフロアマットでバット作りに取り掛かる。まず段ボールをバットの形に切ったものを3枚、6角形に組み合わせて型を作る。そして、フロアマットを2センチ幅程度に細く切り、ぐるぐる巻きつけてガムテープで固定する。ビニールテープで周囲を固めて出来上がり。ちょっと不恰好かなという気はするが、いおぴーは満足しているようなので、よしとしよう。



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