平成11年11月11日生まれ(10歳になりました!)の我が娘を語る親ばかサイトです。

子育てを通して父と母が思ったことや学んだことなどをちょっとずつ紹介していきます。

2003年6月アーカイブ

2003年6月 1日(日)

図書館

今日も一日雨を想定して、家に閉じこもっている予定だったが、雨が上がったので、三人そろって図書館へ行くことにした。イギリスに行く前から借りていた本をもう1ヶ月も返していない。

図書館では三人ばらばらに行動。いおぴーはさっさと絵本のコーナーに行き、一人で椅子に座って絵本を読み始める。shokoは先日DVDで観たジャクリーヌ・デュ・プレ関係の本を探している。とうちゃんは特に目的もなく、海外もののSFかミステリーで何か面白そうなのはないかと物色したり。

館内のアナウンスで子供向けのお話会のお知らせをしていたので、いおぴーに教えてやろうと思って行くと、ちょうどいおぴーもとうちゃんを探していて、「今ね、子供に絵本のお話しますよーって言ってたの。どこでお話しするの?」と訊いてきた。おお、いおぴーにもアナウンスの意味がちゃんとわかったか。場所を教えてあげて、いったん離れ、お話会が始まるころ、いおぴーの様子を見に戻った。いおぴーは入り口のところで中をのぞいている。どうも許可なく入ってはいけないと思っているようだ。とうちゃんが「中に入って座って聞けば」と言っても、もじもじして入ろうとしない。まあ、好きにすればいいやととうちゃんは再びその場を離れる。そして、お話会が終わるころ、もう一度行ってみた。あいかわらずいおぴーは中には入らず、入り口のところでお話を聞いていた。とうとう最後まで入る勇気が出なかったようだ。とうちゃんが近づいたら、ぴゅーっと逃げた。恥ずかしかったのかな。

いおぴーは「バーバパパ」を4冊返して、5冊借りた。ほんとにバーバパパが好きだ。最近はとうちゃんもかあちゃんも、バーバパパが好きになってきた。見かけによらず知的でエコな自然育児系のところが好い。

2003年6月 2日(月)

キャッシュカード

昼休み、お金を下ろすためにキャッシュコーナーへ行った。並んで待ち、自分の順番が来たので機械の前に立って財布を開けたら、キャッシュカードが無かった。いおぴーめ、また抜いたな。とうちゃんのメインカードは東京三菱で、ダンボの絵が描かれているので、いおぴーは見つけるとすぐに欲しがる。最近は勝手に財布を開けて、カードを抜いたりする。とうちゃんはお金を下ろすことができず、帰りにコロッケを買ったら一文無しになった。

家に帰って「いおちゃん!とうちゃんの財布からダンボのカード持ってったでしょ」と早速いおぴーに問いただすと、いおぴーはキョトンとした顔で「いおちゃん、持ってかないよ」と言い、横からshokoが「かあちゃん抜いた」と言う。げっ、犯人はshokoだったか。いおぴー、濡れ衣をかけてすまん。

shokoに言わせると、朝「カード抜いてくよー」と声をかけ、とうちゃんは布団の中からほげーと返事をしたらしい。ぜんぜん憶えてない。

2003年6月 4日(水)

くさい

帰ったら真っ暗で、誰もいなくて、窓開けっ放しで、雨が降っているのに洗濯物干しっ放しで、おまけに部屋が臭かった。とりあえず洗濯物を取り込んだ。

しばらくして、shokoといおぴーが帰ってきた。どうして部屋が臭いのか訊ねたら、「いおぴーがおしっこもらしたから布団を干した」と言う。いや、確かにおしっこのような臭いには違いないのだが、いおぴーのにしてはちょっと強烈過ぎる。shokoにそう言うと、確かに…と同意した。おそらく窓開けっ放しだったため、猫が雨宿りしに来て、おしっこして出て行ったのではないかという推測が有力となった。以前にもそういうことがあったので。

かくして、いおぴーの嫌疑は薄れたものの、といって猫だという確証があるわけでもなく、実はいおぴーのおしっこが猛烈に臭いという見方も捨てきれない。真実は藪の中だ。

2003年6月 5日(木)

弁当自慢

今日のお弁当は、いおぴーの強硬なリクエストにより、スパゲッティ。しかも「二階建てがいい」と、とうちゃんの二段重ね弁当箱の下にスパゲッティ、上にサラダを詰めて持っていった。

保育当番だったshokoの証言によれば、いおぴーが「スパゲッティ」と「二階建て」を散々自慢したため、他の子供たちも口々に、二階建てがいいとかスパゲッティじゃなきゃ食べないとか、皆ぐずってしまって、お弁当タイムは大変なことになったらしい。いつも貧相なお弁当で口惜しい思いをしているいおぴーが、日ごろの鬱憤を晴らし溜飲を下げた形だが、毎日これでは、やってられない。

弁当ぐらい親が詰めたものをおとなしく食べてもらいたいものだ。とはいえ、とうちゃんも高校の頃、よくかあちゃんの作る弁当にケチをつけた覚えがあるから、あまり強くは言えない。ていうか、3歳児と同じレベルだったのかと思うと、恥ずかしいものがある。

2003年6月 6日(金)

一本足勝負

いおぴーが、片足で立っていられることを自慢するので、「よし、じゃあとうちゃんと勝負だ!」と、相成った。shokoの「よーい、スタート!」の掛け声で、ふたり同時に両手を広げ、片足で立つ。いおぴー、自慢するだけあってなかなか手強い。ふらふらしつつも、意外な頑張りを見せるいおぴーに、とうちゃん勝つためには手段を選ばない。シェーのポーズをしたり、変な顔したりして笑わせてバランスを崩す戦法だ。とうちゃんの膝も微妙に笑い始めた頃、ようやくいおぴーが足をつき、とうちゃん薄氷の勝利を収めた。

30年前、3年7組カエルの逆立ち大会優勝の実績をも持つとうちゃんにしてみれば、この手の勝負でいおぴーごときにまだまだ負けるわけにはいかない。しかし、いおぴーの頑張りには正直、脅威を感じたのも事実だ。とうちゃんを乗り越えていく日もそう遠くはないであろう。

2003年6月 7日(土)

パン屋訪問

shokoの親戚が千葉でパン屋を開店したということで、おばあちゃんがお祝いに訪ねるというのでうちも一緒に行くことにした。

途中渋滞もあり、2時間ちょっとかかって昼過ぎに着く。パン屋さんは団地の中の商店街にあり、繁盛していた。さっそく我々も店に入り、パンを買う。いろんな種類のパンがあって、いおぴーはどれもこれも欲しがる。いつもは買わないようなパンまでたくさん買ってしまった。

うちで買ったパン以外に、おみやげにさらにたくさんのパンをいただいてしまったので、しばらくはパンのみで生きていけそうな勢いである。それにしても、パン屋さんは朝5時に家を出て、夜8時まで営業し、寝るのは12時過ぎだそうだ。とうちゃんにはとても勤まりそうもないと思った。

2003年6月 8日(日)

何も予定のない日曜日はとうちゃんもかあちゃんもなかなか起きないので、いおぴーが一番先に起き出して、とうちゃんとかあちゃんを起こすことになるのだが、これがちょっとやそっとでは起きたりしない。とにかく眠いのだ。

いおぴーさん、おしっこなら今はすっかりひとりでトイレに行って済ませることができるようになり、とても助かるのだが、これが大のほうだとそうもいかない。基本的にはひとりでできるものの、確実を期すためにはとうちゃんかかあちゃんが拭いてやらねばならない。でないと大惨事につながる恐れもある。

というわけで、いおぴーがトイレから「ウンチでたよー!」と呼んでいるので、仕方なくかあちゃんが起き出してトイレに行くと、いおぴー「嘘でしたー」と得意気に言う。かあちゃんを起こすために嘘をついたと言うわけだ。嗚呼、とうとう戦略的に嘘をつくようになってしまったいおぴー。こういう場合は叱った方が良いのだろうか。とうちゃんなどは、なかなかやるなーとむしろ感心してしまったりするのだが。

2003年6月 9日(月)

嘘から進化

昨日はかあちゃんに来てもらいたいばかりに、ウンチ出たと嘘ついて怒られたいおぴー。

今日は「ウンチ、出たかどうかちょっと見にきてくれる~?」と、嘘をつかずにかあちゃんを呼ぶ方法を、いおぴーなりに工夫しているようだ。日々、進化している。

2003年6月10日(火)

遠足

いおぴー今日は、はらっぱ園の遠足。

お弁当はカレースパゲッティとのリクエスト。いちいち小うるさい奴だと腹を立てそうになったが、よく考えたらいちいちご飯を炊いてお結びをたくさん作るより、スパゲッティのほうが断然楽チンなので、この要求は飲むことにした。

遠足は楽しかったのだろうか、いおぴーの話は聞けていない。

2003年6月11日(水)

三分の一

どたばたしながら「おしっこ、おしっこ」と騒いでいるいおぴー。さっさとトイレに行けばいいのにと思うが、我慢の限界をアピールしないと気がすまないらしい。

そのうち、「パンツがちょっと濡れちゃった!」と言い出した。だから言わんこっちゃ無い。「早くトイレ行きな!」

大丈夫。まだ三分の一出ただけだから

一瞬、分数を表現に使えるようになったことに感心しかけたが、それがおしっこの量というのは、とうちゃん複雑な心境にならざるを得ない。

2003年6月12日(木)

引っ越したい

頼まれてサイトリニューアルの手伝いをすることになった。長野のNPO法人の幼児教室のウェブサイト。

昨日今日とHTMLを書き直す作業しながらコンテンツを読んでいるのだが、読めば読むほど素敵なところだ。いおぴーもこういうところで過ごせたら、さぞ幸せだろう。

引っ越したくなってきた。

2003年6月13日(金)

外食4連発

今日ははらっぱ園はお休みだが、いおぴーとかあちゃんはわらべ歌の会に出かけた。とうちゃんは夕方からshokoの打ち合わせに付き合わねばならないので、会社を早退するつもりだったが、どうせたいした仕事も無いので、休むことにした。

昼ごろ、shokoから電話があり、わらべ歌が終わり、アスレチック公園で遊んでいるから車で迎えにこいというので、その近くのフレッシュネスバーガーで待ち合わせ。ちょうどshokoたちが店に入るのと同時にとうちゃんも到着し、そのまま出てもよかったのだが、のども渇いたので、注文して席に着いた。飲み物のほかにサラダとイカリングを頼んだ。

店を出て、車で移動。いおぴーがお腹がすいたと騒ぐので、どこかに寄って昼食にすることにした。とうちゃん冷やし中華が食べたくなったので、五日市街道沿いのバーミヤンへ入る。昼食時なので混んでいた。とうちゃんは予定通り冷やし中華、いおぴーは海鮮粥、かあちゃんはタンタン麺を頼んだ。しかし、いおぴーは粥をほとんど食べず、とうちゃんの麺ばかり食べていた。

家へは帰らず、このまま打ち合わせに向かうことにする。しかし、やはり早すぎ、1時間ほど時間をつぶそうとサンデーサンへ入ることに。とうちゃんとかあちゃんはドリンクバーのみだが、いおぴーはお子様ラーメンセットを頼んだ。どうも麺が食べ足りないらしい。

打ち合わせはなんだかんだで8時近くまでかかった。帰りが遅くならないようにと早めに行ったのだが、あまり効果は無かった。いおぴーはすっかりご機嫌斜めで、「お店でご飯食べて帰る~」とごねている。とうちゃんもかあちゃんも帰って食事の支度をする気力は残っていないので、いおぴーに同意し、青梅街道沿いの華屋与兵衛へ。いおぴーはお子様うどんセット、とうちゃんは冷牛しゃぶうどんセット、かあちゃんはとろろ納豆うどんを単品で注文。単品といえば、外食のときはたいてい、いおぴーのご飯を単品で頼むので、いおぴーが「タンピンはいおのだからね」と言っていたのが可笑しかった。

今日は外食ばっかり、しかも皆、麺ばっかり食べていた。イカンと思いつつ、梅雨から夏にかけてこんなことが増えそうな予感。

2003年6月14日(土)

椅子を買った

椅子が欲しくなった。会社だとそうでもないのに、自宅で長時間PCに向かっていると、結構疲れる。ここはひとつ奮発してバランスチェアというやつを買おう。あれだと大腿部が斜めになるから、いおぴーによじ登られにくくなりそうだし。

バランスチェアといえばストッケだ。バリアブルマルチかで悩む。これは実際に試して決めることにした。以前いおぴーの椅子を探したとき、池袋東武にストッケの椅子が揃っていたのを思い出し、念のためネットで記憶が正しいことを確認する。いおぴーを連れて、車で池袋東武へ向かう。かあちゃんは学校。

東武についてから、銀行に寄るのを忘れたことに気がついた。財布には七百円しか入っていない。椅子はカードで買うとして、余計なことにお金を使えないと思うと何かドキドキする。家具売り場に向かう途中で、いおぴーが実演販売にひっかかった。ニンジンや玉ねぎで生ジュースを作るのをやっていた。いおぴーは並べられた作り立てのジュースに心を奪われている。ここでいおぴーにジュースを振る舞い、「美味しい」とでも言わせれば、場も和み、デモンストレーションに一役買いそうなものだと思うのだが、実演販売のおじさんはどうやらまだ不慣れらしく、どこかおどおどしていて、そんな余裕は微塵もないようだった。いおぴーも相当ねばったが、結局ジュースを試飲させてもらえることはなく、煮干や昆布で出汁の素を作り始めた時点で興味を失い、あきらめた。一方、実演販売に異常に弱いとうちゃんはこのミキサーが俄然欲しくなってしまった。もし財布にお金が入っていたら、衝動買いしたことに疑念の余地はない。持って無くてよかった。

家具売り場へ。ストッケの椅子がいっぱいあった。早速、試してみる。やはり用途的にも価格帯的にも選択肢はバリアブルかマルチなのだが、実際試してみても、座り心地は甲乙つけ難く、どちらにするか決めかねた。そこで、判断は思い切っていおぴーに委ねることに。いおぴーは迷わずグラグラ揺れて楽しそうなバリアブルを選んだ。色は赤。それに決めた。

その後、椅子は家具売り場に預け、いおぴーに請われるままに玩具売り場に移動。しかし東武の玩具売り場はあまり魅力的ではない。それに、とうちゃんには1時間半で駐車場を出ないと有料になってしまうという心配事もあった。財布の中身で超過料金を払えるかすら微妙なので、なるべく早く帰りたい。いおぴーは、あまり夢中になれるものが無さげにもかかわらず、来たからには遊ばなければ損とばかり、おもちゃをいじりまくっている。そこで、「ここは大きいお姉さんの遊ぶものがなくて面白くないから、おばあちゃんの家に行こうか」と微妙にプライドをくすぐる提案すると、あっさり同意を得たので、いおぴーを抱っこして家具売り場で椅子を受け取り、大急ぎで駐車場へ向かう。売り場でもらったサービス券を精算機に入れると0円と表示された。なんとか間に合ったようだ。

道が混んでいて、いおぴーはイライラ気味だったが、いざおばあちゃんの家のそばまで来たときには、ぐっすりと眠り込んでしまっていたので、おばあちゃんの家には寄らず、そのまま家に帰ることにした。

家に着いて、まだ眠っているいおぴーを布団に寝かし、とうちゃんは椅子の組み立てをした。組み上がった椅子に座ってみる。座り心地そのものは試したとおりとても好いのだが、実際にPCに向かってみると、背筋が伸びすぎてキーボードやマウスに手が届きづらい。背中を丸めてちょうどいい高さなのだ。これでは腰も痛くなるわけだ。この際、机も買い換えるか。

2003年6月15日(日)

おはなし会

いおぴーと図書館に行った。かあちゃんは学校。

図書館へ来るといおぴーは、ひとりで児童コーナーへ行き、黙々と絵本を読んでくれるので、とうちゃんはとても楽。ゆっくり本を探したり雑誌を読んだりできる。とうちゃんが借りた文庫本をソファで読んでいると、いおぴーがとうちゃんを探しにきた。「おはなし会があるんだけど…」と言う。とうちゃんも当然知っていて、今日はおはなし会に合わせて時間を見計らってきたのだ。「ひとりでおはなし聞けるよね」と言うと、ちょっと来てといおぴーに手を引っ張られ、児童コーナーのほうまで行く。「ほら、みんないろんな色の紙持ってるの。この前のときもみんな持ってたの。いおちゃん持ってないんだけど」と言う。なるほど、おはなし会が始まるのを待っている子は皆、様々な色の二つ折りにした紙を持っている。係りの人に尋ねると、それは、「おはなしかいがんばりカード」というものだった。参加すると一つスタンプを押すことができるのだ。係りの人が新しいカードを出してくれ、いおぴーは青いカードを選んだ。

カードを持ったいおぴーは満足げに今回は堂々とおはなし会に参加していた。思えば、前回ちゃんと入っていけなかったのは、このカードが無いと入れないと考えて遠慮していたのかもしれない。

おはなし会は約30分なので、頃合を見て様子をのぞきに行った。いおぴーはお話のお姉さんの問いかけに、人一倍積極的に大きな声で発言していた。他は小学生くらいの比較的大きい子ばかりなので、多少煙たがられていたかもしれない。大人から見れば、いおぴーが精一杯感想を述べている様子は微笑ましいものだが、小学生にとっては、小さい子がわけわかんないこと大声で言って煩いだけだろう。

おはなし会が終わった後は、皆カードにスタンプを押すためにカウンターに並ぶ。いおぴーも見よう見まねで一番後ろに並んだ。そして、どうすればいいか、前の人の様子を一生懸命観察している。そして、何かに気づくとキョロキョロし出した。どうやらとうちゃんを探しているらしい。やや離れたところに座っているとうちゃんを見つけると、こちらへ走ってきた。「みんなご本借りるときのカード持ってるんだけど」と言う。「それは借りるときに必要なだけだから、無くてもスタンプは押してもらえるよ」ととうちゃんが言うと、「いおもご本借りたい」と言うので、とうちゃんのカードを渡した。いおぴーは、絵本の書架へ行ってすばやく一冊を選ぶと、再びカウンターの列へ戻った。ところが今度は、前の子供が、係りの人にがんばりカードに名前が書いてないと指摘されているのを聞いて、またとうちゃんのところへ走ってくる。「名前書いてないといけないんだって」と言うので、「後で書いてあげるから、スタンプ押しておいで」と送り返す。また最後尾になった。ようやくいおぴーの順番になり、いおぴーはカードを差し出しながら、「名前書いてないの」と係りの人に申告した。すると、係りの人は名前を書いて欲しいと言っていると勘違いしたらしく、「じゃあ、ちょっと待っててね」と言って、次の人の貸し出し手続きを優先した。この時、隣にいた女性がいおぴーの意図に気づいてくれ、ボールペンを手渡してくれたので、いおぴーはそれを持ってまたまたとうちゃんのところにやって来た。ひらがなで名前と、年を書いてあげた。「なんで3て書いたの?」と訊くので、「ここは年を書くところだから、3さいって書いたんだよ」と言うと、「ふーん。今日おはなし会で何歳って訊かれて、いおちゃん大きな声で3歳!って言えた。3歳はいおちゃんしかいなかった」と嬉しそうに話す。そして、カードを持ってまた並びに行った。順番が来て、今度は先に借りたい本と図書館カードを出して、「借りたいです」と言って、貸し出し手続きをすませてから、「おとうさんに名前書いてもらった」と言いながら、がんばりカードを差し出して、スタンプを押させてもらった。いおぴーはキューピーのスタンプを押してきた。

これから日曜日は図書館が日課になりそうだ。

2003年6月16日(月)

にらめっこ

我が家ではにらめっこがブーム。しょっちゅう、「にらめっこしましょ、笑うと負けよ、あっぷっぷ」とやっている。

誰が一番強いかというと、いおぴーがダントツである。ほとんどの場合、瞬間的に勝負がつく。いおぴーの顔、面白すぎ。

だが、いおぴーのそれは疑惑の勝利だ。厳密に言えば、ルール違反の疑いがある。通常、にらめっこは「あっぷっぷ」の最後の「」で互いに膨れっ面をつくり、そこからが勝負開始であると考えられる。しかし、いおぴーの場合は最後の「」を言わず、「あっぷっほよ~ん」とか「あっぷっこけ~ん」などと、「ぷ」のタイミングで奇声とともにヘナチョコなとぼけ面をつくって笑わせるというフライングに近い奇襲攻撃を仕掛けてくるのだ。

ただ、これが反則であると断定する自信はとうちゃんには無いし、おもしろいので今のところ「有り」にしている。

2003年6月17日(火)

さては

いおぴーが朝っぱらから下半身丸出しで歩いているので、「いおぴー、どうしてパンツ穿いてないの」と尋ねると、いおぴー「どうしてと思う?」と逆に訊き返してきた。とうちゃんが「おしっこもらしたんでしょ」と言うと、いおぴーは悪戯っぽい顔をして「あっ、知ってるな、さては」とニヤリ。あまりに芝居がかったリアクションに思わず笑っちゃった。「さては」じゃないよ。知らなくても想像つくっつーの。

2003年6月18日(水)

PC操作

とうちゃんが席を立つと、その隙にちゃっかり椅子に座ってPCに向かういおぴー。見よう見まねでマウスを操作できるようになったもんだから、いろいろとやりたがる。ポインタをそれらしきところに合わせて、左ボタンを押すと何かが起こるかもしれない、というところまで自力で理解し、とうとうウィンドウズを終了、またはスタンバイさせる手順を発見した。

最初にそれをやった時、とうちゃんが「いおちゃん、すごいねー!」と感激して見せたのが間違いだった。いや、ほんとに感心はしたのだが。とうちゃんのお墨付きを貰ったと解釈したいおぴーは、それからというもの、とうちゃんがPCでの作業中にうっかりトイレでも行こうものなら、すぐさま「おとうさん、真っ黒黒にしといてあげた~」と勝手にPCをシャットダウン。勘弁してくれよ~。

2003年6月19日(木)

チャーハン

帰ったらいおぴーとshokoは夕食を済ませていて、とうちゃんのご飯だけ無かったものだから、朝の残りご飯を使って自分でチャーハンを作ることにした。いおぴーは早い時間に食べたので、すでにお腹がすいてきたようで、「いおも食べたい」と言っている。

いおぴーは台所まで着いてきて、とうちゃんが玉ねぎを刻んだり、中華鍋を振るったりする様子をじっと見ている。そして、とうちゃんが「はい、できたよ~」とチャーハンを皿に盛ると、「おとうさん、チャーハンつくるの早すぎ!すごーい!」と大げさに感心されてしまった。デヘヘ。悪い気はしないとうちゃん。

いおぴーが思いの外たくさん食べて、さらに「おかわりした~い」と言うので、おだてられて上機嫌のとうちゃんはもう一回台所に立ち、チャーハンを作ったのだったが、さすがに二杯目はもう飽きたか、いおぴーは二口くらい食べて「もういらない」と言って、かあちゃんのおっぱいを求めて行ってしまった。とうちゃんはひとり寂しく残りのチャーハンをいおぴーの分も食べた。

2003年6月20日(金)

通知表

いおぴーがもう少し大きくなったら、ソロバンを教えてあげようと思い、珠算教育士の資格でもとろうかと考えている。ネットで調べたところ、資格を取るためには段位の認定証が必要とわかったので、実家の母に連絡して、送ってくれるよう頼んだところ、珠算の認定証以外にいろんなものが送られてきた。

小・中・高あわせて12年分の通知表。図画や書道などの賞状。卒業文集。母子手帳。幼稚園でもらったお誕生日カードまである。実家の建て替えの際に、とうちゃんの残してきたマンガ本やレコード等を断りもなく処分されて激怒したことがあったので、やや意外だった。ていうか、お誕生日カードはいいからレコード捨てないで欲しかった。

それにしても、通知表である。思わず、隅から隅までじっくり見返してしまった。そして最初に出た感想は「オレってこんなにバカだったっけか?」自分の中では、12年間を通じてかなり優秀な成績をおさめてきたという記憶が形成されているのだが、それをものの見事に打ち砕く4とか5(10段階評価)の数々。一貫して国語の成績だけは良いものの、得意のはずの美術(図工)も7,8どまりだ。どういうことだろう。何か裏があるような気がしてならない(あるわけないけど)。自分で言うのもなんだが、成績で人を判断してはいけないと思う。

ちなみに、「創意工夫」はオールA、「根気強さ」はオールCだった。この辺は意外と的確というか、とうちゃんそのものをずばり表しているという気もする。

2003年6月21日(土)

いもほりキャンセル

今日はおじいちゃん、おばあちゃんと畑にジャガイモ掘りに行く予定だったのだが、とうちゃん休日だというのに臨時のミーティングが入ってしまい、行くことができなくなった。shokoは学校なので最初から数に入っていない。

おばあちゃんに電話してその旨を告げると、おばあちゃんたちだけでいおぴーを連れて行ってくれるというので、やや不安ではあったが他にどうしようもなく、お願いすることにした。しかし、しばらくするとおばあちゃんから電話がかかってきて、「やっぱり芋掘りに連れて行くのは無理だから、家で遊ぶことにする」と言う。いおぴーにジャガイモ掘りをさせてあげられないのは残念だが、しかたないだろう。幸い、いおぴーは芋掘りにはちっともこだわっておらず、喜んでおばあちゃんの家に遊びに行った。

夕方、思いのほか早い時間にミーティングを終えることができ、車でいおぴーを迎えに行く。とうちゃんは冷房とタバコの煙にやられてくしゃみと鼻水が止まらず、体調最悪。

いおぴーは公園で遊んでいた。おばあちゃんは夕食の支度があるので、とうちゃんと交代。薄暗くなるまで、ままごとしたり、ジャングルジムで遊んだりした。とうちゃんに甘えるでもなく淡々と遊ぶいおぴーを見ていたら、実際は半日も離れていないのだが、ずいぶんと見ない間に成長したなあなんて思ってしまった。

2003年6月22日(日)

赤ちゃん交流会

shokoから、今日は三角公園で赤ちゃん交流会だから、いおぴーを三角公園へ連れてってと言われた。shokoは学校だ。

会は11時からなのだが、かあちゃんが朝8時には出かけてしまったので、いおぴーもすぐに出かけたくて「早く行こう」とうるさい。しかたなく、早めに行って公園でのんびりすることにした。

天気が好いので自転車で行くことにする。午後は図書館でおはなし会があり、そちらもいおぴーは行く気満々なので、自転車のほうが移動の便がいい。今回、わりと良いルートを発見し、家から三角公園まで35分程度で着くことができた。これなら電車で行くのと時間的にも遜色ない。

公園に着いたら、いおぴーは早速「お腹がすいた」と言って、みんなでお昼に食べるつもりで持ってきたおにぎりを食べ始める。まだ10時だというのに。早弁だ。実はとうちゃんもお腹がすいていたので、一緒に食べた。

はらっぱ園では毎日ここで遊んでいるので、三角公園のことはとっても詳しいいおぴー。とうちゃんに「くわの実があるとこ連れてってあげる」とか「川上で貝がとれるんだよ」とか、いろいろ教えてくれる。それから、追いかけっこしたり、オオバコ相撲したりしながら、いおぴーは毎日こうして遊んでいるのだなあと思い、はらっぱ園に通わせてよかったと思った。そうこうしているうちに、集合時間の11時を過ぎたようで、交流会の皆さんがやって来た。

いおぴーは、大好きなくーちゃんに遊んでもらいたいのだが、自分から声をかけることができず、とうちゃんにお願いしてと言ってくる。見かけによらず恥ずかしがり屋なのだ。とうちゃんが「くーちゃん、いおぴーが遊んでくださいって言ってるよ」と声をかけると、くーちゃんは「いいよ。何して遊ぶ?」とあっさり答える。いいお姉さんだ。いおぴーはここでようやく、「川上へ行こう」と自分から言って、くーちゃんの手を引っ張ってふたりで川上のほうへ歩いて行った。

しばらくは二人で楽しそうに水遊びをしていたが、やがて他の子供たちも川上へやってきて、大きい子供たちがザリガニやタニシやアメンボを取ったりし始めると、くーちゃんもそちらに夢中になり、そうなるともう、いおぴーはそっちのけだ。いおぴーは懸命にくーちゃんの気をひこうと、落ちているBB弾を拾い集めては、「くーちゃん、BB弾あるよ!」と声をかけてみたりするのだが、くーちゃんはそんなものに興味をひかれるはずもなく「あっそ」とすげない返事。いおぴー、しょんぼり。とうちゃんに泣きついてくるかと思ったが、なんとかひとりで遊びを見つけようと、いろいろやっていた。随分とたくましくなった。

びしょ濡れになったので着替えに戻り、交流会の人たちと話をしたりしていたが、おはなし会のことを思い出して帰ることにした。そうそう、その時いおぴーのリュックのことを訊かれたので、とりあえずリンクしておきます。

おはなし会

いおぴーとお話をしながら自転車を走らせていたが、途中から極端に口数が減ったので、疲れたのかなーと思い、振り返ると椅子からずり落ちそうになりながら眠っていた。図書館の駐輪場に着いてもまだ眠っていたので、どうしようかと思案。とりあえず自転車から降ろしてベンチにでも寝かせようと思ったが、ぐんにゃりしているいおぴーを椅子から降ろすのに苦労しているうちに目を覚ましてしまった。

おはなし会が始まるまでまだ少し時間があったので、小腹もすいたことだし、地下の喫茶室で軽く食べることにした。スパゲッティのランチとフレンチトースト。いおぴーはスコーンを食べたかったのだが、品切れだった。はじめにスパゲッティが来たので、いおぴーと分けて食べる。よほどお腹がすいていたと見えて、ばくばくと食べた。そして、フレンチトーストが来た。フレンチトーストにはクリームが山盛りついているので、いつも少なめにしてくださいと注文するのだが、一向に少なめになったためしがない。一割くらいは減らしているのだろうか。こっちは10分の1くらいに減らして欲しいのだが。いおぴーに、クリームはちょびっとだけだよと念を押す。いおぴーは本当にちょびっとだけクリームをつけてトーストを食べる。最近はあまり甘いものに執着しなくなったような気がする。何が変わったのだろうか。スパゲッティでお腹が膨れたのか、三口ほど食べたところで、「もうおはなし会行かなきゃ!あとはおとうが全部食べて!早く早く」と勝手なことを言い出す。たしかにあまり時間もなかったので、とうちゃんがぱくぱくっと食べて、喫茶室を出た。

おはなし会はいおちゃんが一人で行くからね。おとうはあっち行ってて」と追われるようにしてとうちゃんは雑誌コーナーのほうへ去る。月刊STEREO誌のバックナンバーなどを読んで時間をつぶすが、やはりいおぴーの様子が気になるので、そっと覗きに行くことにした。入り口のほうから覗くと目立っていおぴーに気づかれるおそれがあるので、外に出て、窓から覗くことにした。これだと真後ろから見ることになるので気づかれる心配はない。ただし、声が聞こえないので、どんなお話をしているかはわからない。いおぴーは一番前に陣取って、今にもつんのめるんじゃないかと思うほどに身を乗り出して聞き入っていた。とうちゃんが見たときは、絵本読みではなく、おばあさんが手振り身振りを交えてお話をしていた。こういうのは、とうちゃんもかあちゃんもなかなかしてあげられないので、参加させて良かったなあと思う。

おはなしが終わった後は、ひとりでさっさとスタンプを押す列に並び、押した後は絵本を選んで貸し出し手続きをこなしていた。この間、とうちゃんのほうを見向きもしない。先週のオタオタ振りからすると格段の進歩だ。とうちゃんのところにやってくると「今日はミッフィちゃん」とスタンプを見せてくれた。次回はもうドラえもんに決めているそうだ。

家に帰って、おやつにみたらし団子を食べた。いおぴーは後でかあちゃんに「こげててベトベトのお団子食べた」と報告していた。

2003年6月23日(月)

ピノキオ

一昨日、ミーティングに出かける前にヨドバシカメラに寄ってDVD「ピノキオ」を買った。

これはとうちゃんが大好きな映画なので、ぜひいおぴーにも観てほしいと思ったのだ。なにしろ60年以上前の古い映画だから、いおぴーがどう思うか不安だったが、そんな心配をよそに、いおぴーは夢中になって観ていた。横でしゃべったりすると、うるさい!と怒るくらいだ。

とうちゃんも一緒に観たのだが、わりとあっさり終わったのでびっくりした。当時はもっと波瀾万丈の大冒険だと思っていたのだけれど。嘘をつくと鼻が伸びるシーンも一回しかないのが意外だった。もっとしょっちゅう嘘をついてしょっちゅう鼻が伸びていた気がしたのだが、樫の木モックとごっちゃになっているのかな。

やはり、いおぴーには、嘘をつくと鼻が伸びたり、悪いことするとロバになったり、というあたりがインパクト強かったようで、「嘘ついたり、悪いことしたら良くないよね」と言うと、無言でこくこくとうなずいていた。そして、雨の中、傘もささず必死でピノキオを探すゼペット爺さんにも心を打たれたらしく、そんな様子のいおぴーに、とうちゃんが「おとうさんも、いおちゃんがいなくなったら一生懸命探すからね」と言ったら、とうちゃんをぎゅーと抱きしめてくれた。見せた甲斐があった。ほろり。

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2003年6月24日(火)

いおぴーの工夫

いおぴーのリュックの紐の端に、コンビニのポリ袋が括りつけてあった。「なにこれ?」とshokoに訊くと、雨が降ったときにリュックが濡れないように、このポリ袋をすぐに被せられるようにと、いおぴーが自分で考えてやったという。すごい。発明だ。特許申請してあげたいくらい感心した。

ごめんね、いおぴー。とうちゃん、このポリ袋に、さっきから鼻かんだティッシュ放り込んでたよ。そうと知ってたら、しなかったのに。

2003年6月25日(水)

ホメオパシーのおはなし

shokoがホメオパシーの勉強会に参加することになり、いおぴーも連れて行くことにしたようで、朝から「今日はホメオパシーのおはなしを聞きにいくよ」といおぴーに説明していた。いおぴーは、行く行くと乗り気だった。

さて、とうちゃんが家に帰って、どうだった?と訊くと、shokoはとても勉強になったようで行って良かったと言っていた。が、いおぴーはというと、ホメオパシーのおはなしと聞いて、てっきり自分がセッションを受けるものと思い込んでいたらしく、終わってからも、「永松先生といおちゃんがおはなしするんじゃないの?」「いつ行くの?」とずっとかあちゃんに訊いてきて、今のがホメオパシーのおはなしだと説明してもまったく納得しなかったという。いおぴー、セッション受けたいのか。あんなにちぃちゃくても自分がセッションを受けて変わったと自覚しているのだろうか。それとも、ただの質問され好きなのか。三歳児検診もリベンジしたがってたし。

そういえば、昨年末のいおぴーのセッションのこと、日記に書いてなかった(日記休止中だった)。shoko書いてくれないかなあ。

2003年6月28日(土)

バッチフラワー体験セミナー

今日はshoko主催のバッチフラワー体験セミナーだ。昼の部、夜の部とあり、けっこうハード。とうちゃんといおぴーは、付いて行って脇で遊んでいるだけだが。

昼の部は子連れのお母さんが中心の体験会。とうちゃんは保育係のような形になったが、思っていたよりも子供同士で遊んでくれていたので、楽だった。何人かの方から「イオ日記を読んでいる」と言われ、嬉しいながら気恥ずかしい思いをした。基本的に想定している読者はshokoなので、ついついくだらないことまで書きすぎてしまう。気をつけないと。

夜の部は場所を変えて、ひもろぎ庵の下山田氏による講座。じっっくり聴きたかったが、いおぴーが遊びに行きたがるので、公園で遊んでいて半分くらい聴けなかった。後半はいおぴーが眠ってくれたので聴くことができたのだが、なかなか良い内容で、やはり最初から聴けなかったのが残念だった。

帰り道、目を覚ましたいおぴーが「ご飯食べに行く!」と愚図ったので、もう夜10時近く、開いている店も少なかったが、雨の中、韓国料理屋へ行った。

2003年6月29日(日)

交通公園

今日は久しぶりにshokoの予定が何もない週末。三人で交通公園に行くことにした。いおぴーはかあちゃんに自転車乗れるところを見せたくて仕方ないのだ。

いおぴーはいつものように自転車で行きたくて、「おとうさんといおちゃんが自転車乗っていくから、おかあさんは『待てーっ』って走って追っかけてきて」と無茶なことを言う。交通公園までは軽く3キロ以上あるので、そういうわけにもいかず、車で出かける。家を出るまでに、さんざんモタモタしていたので公園に着く頃には11時を過ぎてしまい、お昼はコンビニでおにぎりなど買って、公園で食べることにする。

近くの路上に車をとめ(違法駐車なのだが)、公園まで歩く。いおぴーは公園に着くや否や、幼児コーナーの自転車まで一直線。一台だけ残っていた自転車をキープすると、颯爽とまたがって漕ぎ始める。とうちゃんとかあちゃんはベンチに座ってコンビニで買ったコーヒーを飲みながらそれを眺める。shokoはいおぴーが実際に自転車に乗るのを見るのは初めてなので、それなりに感慨深げだ。

この公園で遊んでいる間に、かつてのマリア保育園でのお友達、R君とT君に会った。みんなこの公園にはよく来るらしい。それぞれ帰るところだったので、ゆっくりは話せなかったがどうやら二人とも新しい園ではいじめられたりして苦労しているようだ。はらっぱ園も大変だが、公立園も大変だ。いおぴーはなんだか恥ずかしがって、くねくねして結局一言も口を聞かなかったのだが、家に帰ってから「今日、R君とT君に会ったねー」とか言っていたので、やはり、会えてうれしかったようだ。

おはなし会

おはなし会があるので、適当に切り上げて、公園を後にする。今日はとうちゃん、会社の買い物をしなければならないので、shokoといおぴーを図書館で降ろしていったん帰り、新宿へ買い物に出かけた。

あとでshokoに聞いたところでは、いおぴーはもうすっかり慣れたもので、少し遅れていったにもかかわらず、ちゃっかり一番前のいい席を陣取ってしっかりお話を聞いていたという。そして、終わった後、本を借りる時も、貸し出し係のお姉さんと世間話をする余裕まで見せていたらしい。今日はアンパンマンのスタンプだった。先週はドラえもんと予告していたはずだが。

とうちゃんは買い物を済ませた後、また車で図書館までshokoといおぴーを拾いに行き、そのままおばあちゃんの家に遊びに行った。夕ご飯をご馳走になった。

2003年6月30日(月)

ねごと

とうちゃん家に帰るのがやや遅くなり、帰ったらいおぴーはすでにグースカ眠っていた。

と、いおぴーが突然ぴくりと動いたかと思うと「だめー!だめー!バクハツするー!」と叫んだ。

どうやら寝言のようだ。どんな夢見てるんだろ。



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