中級試験

2001年12月28日

夕べは、マッサージのシュミレーションをしながら寝てしまって、でも12時前に起きることが出来た。とにかく試験の勉強をしなくては!タイマッサージの歴史とセンと呼ばれる経絡についての試験で覚えなくてはならない事が多いのだけれど、とにかく聞きなれない単語ばかりなので、なかなか覚えられない。長い医学書の名前や人物の名前、センの名前を、とにかく書いて書いて書きまくる。頭で覚えなれないので体に覚えこませようとする、浅はかな戦法だ。なんだかやっているうちに行き詰まってきたので、溜まっていた日記を書くと事にした。やっとアップして時計を見ると5時半。衣穂pさんに呼ばれてベッドへ行って、また寝てしまった。

起きたら6時半。丁度良い時間なので衣穂pさんと起きて、お風呂に入る。カボチャにタピオカを入れたものを朝ご飯に出すが、タピオカの量が多すぎて全然甘くないのが衣穂pさんに不評。ご飯として考えると結構美味しいと思うんだけどな。衣穂pさんは、昨日貰ったカオミャオを喜んで食べている。あと野菜。私は頂き物のソーセージを食べる。ソーセージなんだけど、肉よりもご飯とか野菜のような物のほうが多く入っていて、それを脂身でそれらしくしてあるって感じ。凄く美味しい。洗濯物を干して、慌てて学校へ行く。

電車の中でも歴史とセンの暗記をした。衣穂pさんに歴史を語って聞かせると「それお勉強?」「なに~?面白い~」と案外好評だった。学校へつくと、ワチャン先生が衣穂pさんに蜜柑をくれた。欲しがるので2房だけあげて、あとはしまうと「それは明日食べるの?」「あとでね」等と言う。なんだか私にべたべたと甘えて離れないので「今日は、試験だから、真剣に勉強しないと」というと急に、「じゃ、もう行って。早く、4Fへ上がって行って。お勉強して。」なんて言う。「行って、行って」と言いながら、手をどうぞどうぞと階段へ送るので、なんだか営業の親父のようで笑えた。ありがたく衣穂pさんのお言葉に甘えて、4Fで試験前の悪あがき。すぐに9時になって、筆記試験が始まった。30分ほどで終えて、午後の実技試験のための練習。やっぱり全然覚えられてなくて、非常に焦る。こんなに大変な思いをして勉強して、周りの人の好意にも大いに助けられているので、なんとしても良い成績で修了したいと思っているのだ。集中して練習をした。

お昼は、ワチャン先生の奥さんが作ってきてくれた料理で豪華なランチ。お昼とは思えぬ豪華さだ。2Fに降りていくと、イオpさんは大いにご機嫌で食事の真っ最中だった。後から来た私たちに「これ美味しいよ。これも美味しいよ。食べて。」「これも食べてみて。」と勧めまくる。お勧めの漬物を食べてみると、まるで野沢菜な味で、パッガイ(炒めご飯)に良く合う。奥さんが自分で浸けているそうだ。お店では、ほとんど売っていない家庭の料理だそうで、他の料理もとても美味しかった。私も大いに満足して、イオpさんを昼寝させようとしていると藤垣先生が「衣穂ちゃんと一緒にパンティーププラザまで行って来ます。お昼寝は車の中ですればいいでしょ。」と言う。試験なので気を使ってくれているのだろうか。イオpさんは、「出発~」とご機嫌で出かけていった。ぽっかり空いた試験までの30分を横になって、マッサージのシュミレーションをして過ごした。隣でルースも同じ事をしている模様。ドイツ人は、日本人とメンタリティが似ているみたいで、一緒に居て楽だ。

試験は思ったよりも落ちついて出来た。ミムラスを取っていたせいだろうか。途中、やり忘れてしまって「ひ~っ」となったけれど、エッセンス効果か落ち着いて、そこまで戻ってやり直しが出来たし、その後もその影響を残さずに落ち着いてマッサージが出来た。試験のためと言うよりもレシーバーに気持ちよく過ごして貰おうという気持ちでいられた。不思議だ。試験は3時半頃無事終了。下へ降りると、丁度イオpさんも帰ってきたところだった。お昼寝しなかったそうだが、とても機嫌が良い。楽しかったのだろうか、コンピュータビルが・・・。お土産にワッフルを持ってきてくれる。つぶつぶトウモロコシ入りで美味しかった。試験は、無事合格した。点数は90.5点。0.5点て何かしら。微妙な感じ。筆記試験は、パーフェクトだった。案外簡単な、○×試験だったので自慢は出来ないけれど。出来れば、もう少し良い点が取りたかったけれど、丁度遊びに来ていた現役整体師の男性(一緒に釣に行ったイオpさんのお気に入り)に聞いてみたら92点だったそうなので、「まあいいか」という感じだ。彼は、「面子にかけてがんばりましたよ。」と言っていた。職業柄、悪い点数は取れないというプレッシャーがあったようだ。試験が無事に修了して、本当に嬉しい。ものすごく開放された感じ。今年の学校は今日で終わりなので、その開放感もあって、その後、皆で写真を取り合ったり、雑談をしたりして4時過ぎまで過ごした。

今日は、お店のほうの忘年会だそうで、私とイオpさんも誘われた。私は、お店の人にマッサージ台としてずいぶんお世話になったし、イオpさんにいたっては、従業員皆に育てられているみたいなものなので、ぜひとも参加したいところだが、開始が夜10時と聞いてちょっとびびる。ラダ先生は「全然大丈夫」と言うけれど。整体師の人も「夜中でも子供が遊んでますよね。昨日も夜中の2時にサッカーしていたし。」とか言う。「しかも20人くらいで。」と聞いて驚いた。とにかく一旦、家に帰ることにする。BTSに乗っているうちにさすがに眠くなってきたのか、ちょっとぐずる。最初は、LOTUSの遊技場で少し遊んで帰ろうかと思っていたけれど、抱っこしたまま、まっすぐに帰ることにした。明るいうちに家に帰れて嬉しいなあ。すぐにお風呂に入って、ベッドで絵本を読んで過ごしたりしているうちに寝てしまった。

起きたら、11時。夕飯も食べなかった。イオpさんはお昼を食べ過ぎたみたいで、夕方も「おなか一杯」と言っていたけれど。イオpさんも一緒に起きたけれど、お水を飲んでおっぱいを少し飲んだら、またすぐに寝てしまった。今から忘年会に行くことも考えたけれど、きっと大きな音の中で騒いでいるのだろうと思うと、部屋で虫の音を聴いている方がいい気がして、止めることにした。結構、高額のプレゼントを用意しなくてはいけないこともプレッシャーだったし。(LOTUSは24時間営業だし、良いプレゼントが思いつかなかったら現金を包んでもいいらしいけれど、それもね~。)そういうわけで、夜中に一人でビールを飲みながら、喜びをかみ締めている。久しぶりにメールチェックをしたらimasaからがんばっている風のメールが来ていて嬉しかった。imasaもフラワーエッセンスに大いに助けられているらしい。驚きの報告があった。クリスマスも過ぎてしまって、あと3日で今年が終わるなんて信じられない。なんだかまだ、社会の祝い事に参加する余裕など無いと言う感じだ。イオpさんと自分の一日があまりに密度が高くて、もう一杯。でも確実に何かを得ていると言う満足感は大きい。それはマッサージだけじゃなくて、それに付随する人間関係のようなもの。

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Posted by shoko at 2001年12月28日 22:14