チャトチャック

2002年01月06日

起きたら11時半!素晴らしい~。久しぶりにたっぷり時間があるので溜まっていた日記を書いて、タイ語の宿題などに手をつけていたら、あっという間に朝になった。途中、イオpさんに3階くらい呼ばれたけれど、寝なかったのは偉いぞ>自分。6時過ぎに、またイオpさんが目を覚ましたので、抱っこでおっぱいしながら声をかけて、起こそうと試みる。いろいろ声をかけてみたが「まだ眠い~」と首を振るばかり。「お風呂に入ってから、リンゴを食べようか」の一言で、すっと起きた(笑)。

簡単に朝食を取って、でもやっぱり出掛けるのには、手間取って9時半に家を出る。BTSを始発から終点まで30分位乗るのだろうか。MO CHIT駅で降りてチャトチャックのマーケットへやって来た。相変わらず凄い人出だ。観光客と地元の人間で、溢れかえっている。今回は、イオpさんと二人なので、いつものように入った所からノンビリ歩いて見て回るなんて悠長なことは出来ない。大人の服は、まずパスと言うことでどんどん奥へ進む。動物売り場に行って、イオpさんといろんな動物を見て歩く。気に入ったようだ。リス族の服を売っている店の前を、今回も何故か通ってしまう。赤いワンピースが、なんだか可愛かったけれど(85Bなり)、少し考えることにする。なんて、一度通り過ぎてしまうと、もう二度と戻れないんだけどね。あまりに広く、密集して、驚くべき店舗数なのだ。しかも来る度に増殖しているような気がする。いや、確実に増殖している。笠松ちゃんにお箸を頼まれていたので、幾つかの店を見ながら、良さそうな箸屋で物色する。間口が半間位しかない、凄く小さな店だ。売り子のおばちゃんに「シンガポール人か?」と聞かれる。眼鏡、化粧っ気無しのひっつめ頭、ラフなパンツ姿であることから、そう見えたのだろうか。「日本人だ」と答えると、何が嬉しかったのか、店の前を通る人たちに「このお客さんは、日本人なのよ。うちの店に日本人の客が来ているのよ。」と言いふらしている。おばちゃんにイオpさんの相手を頼んで、じっくり物色して箸を選んだ。箸一本分、まけて貰う。駄目元で、去年イオpさんの服を買った32B屋を探す。暫くうろついていたら、あった!でも子供服が少ししかなくて、しかもあまり良いものが無い。去年は、上下セットで32Bとかであったのに。シャツを2枚買う。そろそろイオpさんがぐずりして、おっぱいを欲しがるので、抱いておっぱいをしていたら寝てしまった。時計を見ると、もう12時半だった。食器売り場を通るが、混雑しすぎて見るのを諦める。向かいにある食品市場(なんでも金持ちがベンツで乗り付けて来るような良い市場であるらしい。一度、里華と行ったけれど、気がつかなかったよ。)を目指すが、肩が抜けそうに痛くなって諦める。

BTSの無料シャトルバス乗り場を目指して歩く。なんだかとんでもなく遠くまで来てしまって、戻るまでに凄く歩いた。途中で、どこか休むところをと探したけれど、食堂はお昼時で、どこも一杯。気合でバス停まで歩いて、来ていたバスに乗り一息つく。10分ほどでショッピングセンターについた。ちょうどイオpさんも目を覚ましたので、フードコートを探す。案内板もインフォメーションも見つからなくて、イオpさんに「地下かなあ、上かなあ。」と聞くと「下にあるよ。地下にある。」と言うので行ってみたら確かにありました。広くて充実している感じ。鶏肉バーミーと野菜かけご飯を買う。麺をイオpさんにと思っていたのに、イオpさんはご飯のほうを取る。「まあ、いいや。」と麺を食べると、胡椒で結構辛かった。イオpさんの感が働いたのかな。ご飯も麺もとても美味しかった。イオpさんのデザートコールに負けて、メロンのスムージーを買う。少しコンデンスミルクを入れて作ってくれたのだけれど、これがとても美味しかった。喉も痒くならない。

セントラルデパートへ行って、おもちゃ売り場を見る。イオpさんは、遊び倒して、それから私の言うことを全然聞かなくて、凄く怒られる。私が疲れている時は、大抵イオpさんも疲れているせいか、なんだか険悪になりやすいような気がする。そういう時って、エッセンスを取る余裕も無いのだ。リュックだと取り出し難いし。

3時を過ぎて、もう帰ろうと思い、BTSのバス停を探す。きっと道の反対側だろうと思って、遠くの陸橋まで行って道を渡りバスを待つが、30分以上待っても来ない。地図を見るとルートが違うようだ。待っている間に、50cm位の高さの所から落ちて頭を打ったイオpさん。慌ててアーニカとレスキューレメディを取る。落ち着くために、私もレスキューを取る。すぐにイオpさんも落ち着いておっぱいを飲んで寝てしまった。良かった。が、私は、イオpさんを抱いたままバス停を求めて放浪の旅へ。散々探して、やっと、ものすごく変なところにあるバス停にたどり着いた。途中でデパートの駐車場係の人に聞くと、何人も人が集まり「あーでもない。こーでもない。」とやりだした。結局、「マダム、タクシーを使ったほうが良い。」と言われる(笑)。タクシーを呼んでくれるというが、丁寧にお断りして、再度バス停を確認すると、心配そうに教えてくれて、「エアコン無しの3番バスが駅まで行くから。それしかないから。」という。BTSのシャトルバスは、使えないという認識なのだろうか。バス停で5分ほど待つと無事にバスは来て、BTSの駅まで戻れた。「タイ人て優しいよなあ。」と思う。

心底疲れてしまって、このまま終点のON NUTまで戻ることにする。ちょうど向かいに座っていた白人男性二人をボーっと見て、「こんな人をマッサージするのは大変そうだよなあ。脛とか凄く長くて、いつまで経っても終わりそうに無いよ。でも骨の本数は、同じ・・・。」とか、くだらないことを思った。その中年男性二人のムードが、何か変。「ええと、何?」と回らない頭で思って、彼らがゲイのカップルであることにようやく気づく。(いや、別にそんなことに、気が付かなくても良いんだけど。)もう、長い付き合いのようだ。こざっぱりした服と髪型。きっとヨーロッパ人であろう。話声が聞こえて、イギリス人であることが判明。其々が、趣味の良い時計をしている。一人は頭髪が後退していて、もう一人も目の下の肉が垂れてきているが、若い頃は二人ともさぞや魅力的な男性であっただろうことは、容易に想像できる。「う~ん、セ・ラ・ヴィ。」くらだない人間観察は、彼らがサイアムで降りて終わる。イオpさんに微笑を投げかけてくれて、ありがとう。

LOTUSのフードコートでテイクアウトに挑戦して、家の前にある惣菜屋でご飯と玉蜀黍を買って、夕飯にした。イオpさんは、玉蜀黍に、はまり食いしている。デパートでの様子と打って変わって、物凄くお利口なイオpさん。よく話し合って、和解したのが良かったのか。自分でも悪かったと思っているのだろうか。寝る前にもテキパキとおまるに座って、後片付けもして、さっさとベッドに上がって絵本を選んでいる。マッサージを求められて、暫くマッサージ。「気持ち良い。」と評判もよく、私も嬉しい。今日は、暑かったね。ご苦労様、イオpさん。

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Posted by shoko at 2002年01月06日 22:30